広告
編集

ケヤキの落ち葉で埋め尽くされた広場

2018/04/06
ケヤキの落ち葉。
今日から寒い日が続くと言う天気予報。

そのわりには、今朝の冷え込みは強く無い。
朝の犬の散歩で公園に出かけると、ケヤキ広場が落ち葉で埋め尽くされていた。
ちょっと風が吹くと、落ち葉が枝から舞い落ちる。

暑い夏にすばらしい木陰をつくってくれたケヤキの大樹が丸裸になりつつある。
この広場で太極拳の練習をする人達。
ケヤキの木でツリークライミングをするグループも見かけた事があった。
楽器を演奏する若者。

いろんな人達に親しまれている平和公園の広場だが、この広場には名前が無い。
「ケヤキ広場」とは、私が勝手に言っている呼び名だ。
そういえば、この細長い公園の西側にある池にも名前が無い。

本当は名前があるのかも知れないが、目につく場所に表示されていない。
公園の国道側の出入り口には、公園の見取り図の看板が建っている。
その見取り図にも、個々の場所の名称は記載されていない。

この公園の噴水にも、「野外音楽堂」のようなものが建っている小広場にも名前がついていない。
多くの人達に親しまれている公園のように見えるが、親しみやすさを作り出す要素が欠けている。
公園の、変化に富んだ各場所の名前を知ってこそ、その公園に対して愛着が湧くものと思うのだが・・・・。

ともあれ、平和公園の「ケヤキ広場」を埋め尽くした落ち葉の絨毯が見頃である。
春の新緑を楽しみ、夏の木陰を楽しみ、秋の紅葉を楽しみ、晩秋の落ち葉を楽しむ。
ここの「ケヤキ広場」は、他では見られない、まことにけっこうな広場なのだ。

その固有の空間に、固有の名前が無いとは。
この地方都市では、人と自然の結びつきが希薄なのだろうか。

広場を埋め尽くした落ち葉。
テクスチャとして使えそうな落ち葉の画像。
黄色が鮮やかなケヤキの落ち葉。
広告