山歩きでの膝の痛みを軽減する方法
スポーツ用膝のサポーター。 |
まだ整形外科へは行ってないが、変形性膝関節症になりつつあるのかもしれない。
日常生活では、両の膝にちょっとした違和感を感じる事も時々あるが、痛みを感じるまでに至ってはいない。
若い頃に、7〜8年間、土工や荷運び人夫などの力仕事をしたことがあり、そのせいで、膝への衝撃を吸収するクッション材である関節軟骨がすり減って傷んでしまっているのではないかと思っている。
二十歳の頃から比べると、身長が5センチも縮んでしまっているから、背骨の椎間板とか関節軟骨もすり減っていることだろう。
すり減って消失してしまったものは、もうどうしようもない。
年齢とともに大腿部の筋肉の働きが低下していることも考えられる。
いろいろな活動から受ける膝への負荷を和らげるために、大腿部にある複数の筋肉の機能低下を防ぐことが必要だ。
歩くだけで、自身の体重の3倍の重みが膝にかかると言われているが、それは歩き方にもよると思う。
そこで膝の痛みを軽減する私の方法は、大腿部の筋肉を鍛えること。
膝が衝撃を受けるような歩き方・行動は避けること。
日常生活では、上記2点が重要だと思う。
山歩きでの対策は、次のような方法を実行している。
- ダブルストック(ダブルポール)を使い上体で下半身を支える感じで歩く。
- スパイク地下足袋で歩く事が多いのだが、地下足袋は底が薄いので、靴の中敷きを入れて、地下足袋のクッション性を増加させ膝への衝撃を和らげる。
- 上の写真の膝のサポーターを着用。
この方法のおかげで、今のところ、山歩きで膝の痛みを感じていない。
経年とともにいろいろな障害が出ることになるから、それをカバーする対策をいろいろと考えなくてはならない。
歳をとるということは、色々なものを失っていくということではなく、いろいろな方法を身につけて豊かになっていくことではあるまいか。
そう思えば、楽しいし、気が楽だ。
山歩きでの膝の痛みを軽減する方法は、他にもあることだろう。
それを考え実行するのも、山歩きの楽しみだ。