雑談散歩

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公園の遊具の雪囲い

【遊具の雪囲い。】


「公園のゆるキャラの遊具」で紹介した遊具が、雪が降る前にブルーシートで雪囲い(?)されていた。
ブルーシートに包まれて、黒と黄色のトラロープでグルグル巻きにされた姿はどことなく異様である。

この姿からは、あの愛嬌あふれるキャラクターの顔は想像できない。
ちょっと不気味な言い方をすれば、放置された遺骸のようでもある。
植え込みのように板で囲ったほうが、雪の重圧を防げそうなものだが、この異様なグルグル巻きは、板囲いの予算が無いせいなのだろうか。


【がっしり縛られている。】


よく見ると、この遊具の前後の下に、突っ張り棒のような物がある。
遊具の板バネに、雪の重みの負荷がかからないようにするための方法なのだろう。

この遊具は今年の晩秋に設置されたばかりの新品で、ボディの塗装も新しいので、ブルーシートはその塗装の保護のためと思われる。
来年の冬は、ボディの下の突っ張り棒だけの、至極簡易な雪囲いになるかもしれない。

他の遊具やベンチの傍らには、派手なショッキングピンクのテープで目印された竹竿が立っている。
これらの物が雪に埋没した時に、その位置を示す竹竿なのだ。
雪の積もった公園を走り回る子ども達が、雪の中の遊具やベンチに衝突して怪我をしないようにする目印。


【ブルーシートが透けそうで透けない。】


【ブランコの冬支度。】


この公園のブランコの冬支度は、上の写真のように、座板と吊りチェーンを上の鉄棒に白いポリ縄で縛って固定した簡略なもの。
下の写真の回転ジャングルジムの冬支度は、回転しないように杭が打ってあるだけの簡略なもの。

ブランコの側にも回転ジャングルジムの側にも竹竿が立てられている。
これらの竹竿は、遊具が設置されている公園のエリアを取り囲むように立てられている。

まるで、冬の危険エリアを示しているよう。
公園の遊具の雪囲いは、様々な思惑で囲まれているのだね。


【回転ジャングルジム。】
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