冬の日本海・鯵ヶ沢

日本海
鯵ヶ沢に仕事の用で来たので、仕事が終わった後、のんびり日本海を眺めた。
日本海を眺めるのは、去年の春以来である。
今日の天候は、曇り時々晴れ。
冬の日本海と言えば、寂しさや侘しさや暗さを代表するイメージで演歌などに歌い上げられている。

冬の日本海は、北国の冬を厳しいものにしている北西の季節風で、荒れていることがほとんど。
だが、今日は比較的に静かだ。
海は穏やかだが、風景としては寒々としている。
寒々としているから、いつまでものんびりと眺めていられる気分ではない。

下の写真の手前に写っている鉄路は、JR五能線のレール。
五能線は、秋田県の東能代駅と青森県川部駅を結ぶ、全線単線・全線非電化のローカル線。
線路距離は147.2キロメートル。
「五能線」という名前から五所川原駅が始発駅・終着駅と思っている方も多いようだが、五所川原駅は五能線の主要途中駅。

五能線は、青森県内では、深浦駅から鯵ヶ沢駅までが日本海沿いを走る。
ちょうど今頃は、車窓から冬の日本海を堪能できるのだ。
寂しさや侘しさや暗さがお好きな方におすすめのローカル線である。
この時期は、とてもセンチメンタル。
そういう風情にひたりたいときもあるだろう。
それを実現するひとつの方法として、「五能線冬の旅」は最適であるかも知れない。

だが、冬の日本海は、心が元気なときに「おすすめ」だ。
元気でないと、この西海岸の寂しさや侘しさや暗さを正確に鑑賞できないからだ。
寂しさや侘しさや暗さに支えられた活力を見逃してしまうからだ。

深浦方向を眺める。手前の線路はJR五能線。
小泊方向を眺める。

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