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笑える

2018/04/06
笑う犬
へ〜え、そうなんだ、それは笑えるぜ。
冷やかし笑いとか嘲笑とか、人の気持ちを傷つける類いの笑いは別として。

そのほかの、人の気持ちを明るく快活にする笑いは、たいていは歓迎される。

人間は、悲観的な心情になると物事に失敗することが多い。

笑いの少ないマイナス思考は、将来の展望を持ちにくいので考え方の範囲が狭くなる。

気持ちが落ち込み、そのことに思いが占拠されることがある。

気持ちにゆとりが無い状態。

そういうときは、視覚的に見落としが多くなるので、事故や失敗をする可能性が高くなる。

マイナス思考は、視野が狭くなる。

笑って楽しい気分になれば、活力が湧き、いろんなことが目に入ってくる。

それは多くの人たちが実感していることだ。

快活な気分でいれば、アイデアは湧いて出る。

ビジネスチャンスも広がるはず。


人を笑わせることが、「笑える」ことの目的ではない。

まず、自分が楽しむこと。

自分が楽しむためのユーモアを、たくさん思い描くこと。

自分で楽しめるという楽観性は、視野を広げ、発想力を豊かにする。

気持ちに余裕が生まれる。

ユーモアのもとは「ことば」である。

いろんな「ことば」を知っている人は表現が豊かだ。

発想に柔軟性があり、言語能力が高いと言われている。

ユーモアに長けている人は、場を読む力が強い。

その場に合った適切なことが言えるというコミュニケーション能力も高い。

視点の意外性が笑いを巻き起こすこともある。

人が気がつかないことで笑いを誘うというのが、「笑い」の本質かもしれない。

ユーモアがある人には、楽しいことを見つける才能を感じてしまう。

自分で楽しんでいることが、いつの間にか人を楽しませる。

自分が笑えば、周囲の人も笑う。

どうやら「笑える」ということは、発想が柔軟であり、「ことば」をよく知っていて、ものの見方や考え方に意外性があるという「生きる姿勢」につながっていくようである。
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