公園の遊具の正体
都市公園の遊具。 |
今まで、何度かそばによって眺めて見たが、その正体はわからずじまい。
今日、何気なくこの遊具の下側を覗いてみたら、正体を知る手がかりになりそうなものを見つけた。
下の写真のように、黒い板バネの湾曲している内側を下から覗いたら、メーカー表示らしきシールが貼られてあった。
下の写真のように、黒い板バネの湾曲している内側を下から覗いたら、メーカー表示らしきシールが貼られてあった。
板バネの内側にシール。 |
これは、と思い遊具のボデイの下側、この珍動物のお腹の部分を下から覗いてみた。
すると、上の写真のように、メーカーの刻印が。
それによるとこの遊具は、アメリカのMIRACLEという会社で造られたもののようである。
早速ネットで検索したら、MIRACLE社は公園の施設や遊具を手広く製作している会社らしい。
だが、製品のページを眺めても、この緑色の珍動物は見当たらなかった。
そこで、「公園遊具 MIRACLE」と検索を進めると、千葉県に本社をおく日本の遊具会社のホームページがヒット。
そのサイトの電子ブック方式の、公園遊具カタログを開くと、なんとここに、あった。
まぎれも無い、緑の珍動物の遊具。
このタイプの遊具は、この会社では「スプリング・ライダー」と呼んでいるらしい。
なるほど、スプリング・ライダーの方がロッキング遊具よりも、この珍動物に似合っている感が強い。
珍動物はカタログでは「フリッポ」と名付けられている。
さらに、「MIRACLE Flippo」と検索を続けると、MIRACLE社のサイトの製品のページに飛んで、このフリッポを見ることができた。
やんちゃなアメリカのちびっ子が、フリッポに乗って遊んでいる光景の写真が添えられている。
遊具使用に適した年齢は、2歳から5歳。
件のフリッポの使用上の注意書きには、その年齢幅が3歳から6歳とある。
日本の子どもはアメリカの子どもより1歳遅れているのか、と勘ぐってしまいそうだ・・・。
いずれにしても、やっとこの珍動物の正体の一端が判明したわけだ。
ものの正体を知る方法は、目につかない部分を見るべし。
視点を変えて観察すべし、である。
視点を変えて観察すべし、である。
正体究明の達人であれば、その人物の背面や背後関係から、正体をズバリと見極めるのであろう。
現実には、なかなか、そうはいかない・・・・。