2013/07/23

ちょっと赤みがかったシロツメクサはモモイロシロツメクサ

モモイロシロツメクサ
モモイロシロツメクサ。

シロツメクサの一品種
公園のシロツメクサの群落のなかに、ちょっと赤みがかったシロツメクサを見つけた。
右の写真のように花びらがまばらなので、花びらが落ちかかるとシロツメクサは赤みを帯びるのかなと思ったが、そうではなかった。

調べてみると、これはシロツメクサの一品種で、モモイロシロツメクサというものらしい。
シロツメクサの仲間で、赤みがかった花びらのものがモモイロシロツメクサという品種なのだ。

草の名前はややこしいが、花は写真のように可憐である。
その育成している環境によっては、うっすらと桃色のものや部分的に桃色がかったもの、

全体が濃いピンクのものと、いろいろあるようだ。
モモイロシロツメクサは、どれも蕾のうちから桃色がかった色がついているらしい。
最初は白で、時間が経つに従って桃色に染まってくる、ということではないようだ。

アカツメクサとの違い
ツメクサ(クローバー)の仲間にアカツメクサ(ムラサキツメクサ)というのがある。
アカツメクサの花色は黒みがかったピンク色で、モモイロシロツメクサとは印象が異なる。

モモイロシロツメクサの花は、花ビラの基部ほど桃色が濃い。
アカツメクサはその逆で、花びらの基部ほど桃色が薄くなる。

葉の形も明確に違う。
モモイロシロツメクサの葉は、シロツメクサ同様の円形。
アカツメクサの葉は、ひょろ長い楕円形だ。

面白いことに、アカツメクサの群生のなかには、稀に白花を咲かせる株が出現する。
この変異を園芸種として固定したのが、シロバナアカツメクサ(セッカツメクサ)であるという。
これはシロツメクサの一種ではなくて、色が白くてもアカツメクサの品種なのである。
白が赤になったり赤が白になったり、ツメクサは形態と名前のややこしい野草だ。

ちなみに、青森市周辺では、八甲田山に向かう途中の萱野高原で、アカツメクサの群落を見ることができる。


モモイロシロツメクサ
モモイロシロツメクサ。

モモイロシロツメクサ
茎まで赤みを帯びた、モモイロシロツメクサ。

モモイロシロツメクサ
モモイロシロツメクサ。

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