食後にお腹が鳴る(腹鳴)のを解消する方法として「腹式呼吸」を実行
お腹が鳴る。 |
腹鳴
ここ1年程、食後にお腹が鳴るのが気になっている。食後40分から1時間ぐらい経つと、腸の辺りが、「ぎゅるぎゅる、ぎゅ〜〜い」という音を立て始める。
30分ぐらいで治まるときもあれば、一時間近く続くときもある。
空腹時にお腹が「ぐー」と音を立てるのは、若い頃から経験している。
それに対して、食後にお腹が大きな音で鳴るのは、最近の出来事。
カッコ悪い音
空腹時の「ぐー」という音は、いかにもお腹がからっぽ的な音色だ。それとは異質な音であるのが、食後の「ぎゅるぎゅる、ぎゅ〜〜い」。
まるで曲がりくねった管を、ドロドロの物質が大急ぎで移動しているみたい。
バキュームカーのホースの音みたいでカッコ悪い。
聞く人によっては、不快感を覚えるかも知れない。
年齢が老人に近づいたことが原因なのか。
老人臭さを他人に感じとられるのは、できるだけ防ぎたいものだ。
食事中、お茶をたくさん飲む
そう思いながら、食後にお腹が鳴るのはどういう状況でか、についていろいろ考えてみた。仕事で外食しているときは、食後にお腹が鳴ることはほとんどない。
問題は家で食事をしているときだ。
この頃の傾向として、食事中にお茶(温かいの)をたくさん飲んでいる。
温かいお茶は、もともと好きなのだが、このところ、それが高じている。
歯が弱くなっているので、お茶で食物を流し込むようなところもある。
これは、老化で喉が狭くなっているせいもあるかも知れない。
腹鳴の原因
では、食後は満腹しているのにどうしてお腹が鳴るのだろう?胃の中で消化されたものは、小腸や大腸に送られる。
その際に微量のガスが発生し、それが腸の壁を動かすために音が鳴るのだという。
食事中に、大量のお茶を飲んでいれば、そのとき、空気も一緒に飲み込んでいることが考えられる。
腸の中で発生したガスと、お茶とともに飲み込んだ空気が混じって、腸の中に空隙をつくる。
その空隙が、私の食後の「腹鳴」に関係していると思われる。
外食している時は、お茶は、湯のみ一杯ぐらいでやめている。
腹鳴対策に複式呼吸
食後の「腹鳴」の対策について、ネットでいろいろ調べてみると、「腹式呼吸」が良いらしいという情報がたくさんあった。
「腹式呼吸」という方法なら、試して害は無いどころか、良いことの方が多くありそうだ。
「腹式呼吸」には、血液の流れを良くし、血圧の上昇を防ぎ、細胞を活性化させ、新陳代謝を助ける効果もあるらしい。
で、背筋を伸ばして、さっそく実行。
すると、食後の「腹鳴」が軽減した。
バカでかい音を立てていた食後の「ぎゅるぎゅる、ぎゅ〜〜い」が半減した。
ただ、いきなり根を詰めて「腹式呼吸」をやりすぎると腹筋が痛くなることがあるので注意が必要。
「腹式呼吸」について興味のある方は、それぞれの自己責任で正確な情報を得てください。
食後の「腹鳴」は、病気が原因で起こる場合もあるので、医師の診察を受けた方がベストです。