秋のはじめに、穂状に集まる濃いピンクの花を咲かせる背の高い植物(ミソハギ)

ミソハギの花弁。


秋の七草の葛に雰囲気が似ている穂状の花が、事務所の裏庭で咲いている。
近づいて見ると、葛とは全くの別物。

花が違うし、葉が違う。
私には外見が「秋のはじめに、穂状に集まる濃いピンクの花を咲かせる背の高い植物」と見えたので、それで検索してみた。

この検索語句では漠然とし過ぎているのか、なかなか写真の花には行き着かない。
そこで「四季の山野草」というサイトで調べてみた。
このサイトには、花の色や咲く時期などの複数の検索条件があり、わかっている項目を埋めて検索ボタンを押すと、その条件を満たしている野草の画像(サムネイル)が表示される。

私が選択した条件で検索したら、650種ぐらいの野草が7ページに渡って表示された。
撮った写真の、花の形や葉の形、花の色を見比べながら、該当するものを順々に調べていくと、「ミソハギ」という草にたどりつく。

今度は、「松江の花図鑑」というサイトの、「花図鑑」というページを開き、「サイト内検索」の欄に「ミソハギ」と入力。
ここで、もう一回、この野草の子細を確認して、十中八九この野草は「ミソハギ」に間違いあるまいという結果を得たのだった。

ミソハギは、別名「ボンバナ」と呼ばれ、「盆花」としてよく使われるそうである。
なるほど、墓所に似合いそうな花だ。
「ショウリョウバナ(精霊花)」という名でも呼ばれているというから、お盆を飾るのにふさわしい花なのだろう。
お盆の頃に花を咲かせる野草はいっぱいあるのに、一番人気のミソハギには盆花としての格別な理由があるのだろうか。
(1)咲いている時期が長い。
(2)色鮮やかで、見栄えが良い。
(3)群生している様子が極楽浄土を思わせる。
と、私なりの「答え」をみっつばかり。

もうとっくにお盆は終わってしまった。
この野草の名前の由来は、お盆の儀式として禊(みそぎ)をするのに使われたからだという。
花が萩に似ているので、禊萩(ミソギハギ)から転化して「ミソハギ」になったそうだ。
しかし、花の咲いている雰囲気は、遠くから見ると、なんとなく萩っぽいが、花の形は萩とは似ていない。
マメ科の萩の花は、蝶形花。
ミソハギの花は、5弁花ないしは6弁花である。
花の色合いが 、同時期に咲く萩に似ていなくも無いから、「花が萩に似ている」としたのだろうか?
いずれにしても、「秋のはじめに、穂状に集まる濃いピンクの花を咲かせる背の高い植物」では、なかなか「禊の盆花」へは辿り着けない。

みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶

親は知らず 盆のときだけ 花を供え  猿一


穂状に花がつく。

葉は十字対生。


ミソハギの花。

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