草のざわめきと虫の音

草むら
屋敷内草むら。
事務所の裏は広い草地になっている。
草地と言っても隣家の屋敷内なのだが、家の周り以外は放置状態なので、草の楽園になっているのだ。
広さにして、200坪ぐらい。
この時期になると、虫の音が賑やかだ。

風が吹くと、草のざわめきが心地よい。
夏場はオオヨシキリがきて、盛んに鳴いていた。
今は虫の音にとって変わっている。
隣家の庭には柿の木が立っていて、その木に、ときどきスズメもやってきて、さえずる。
スズメのチュンチュンの合間に虫の音。
私にとって、静かに仕事をするにはとても良い環境だ。

広大な草むらの放置は、近隣の住民には迷惑な事かも知れない。

ヤブ蚊の温床になるから。
ヤブ蚊は、昼は草むらの中にいるが、夜になって、家に明かりが灯る頃、窓の明かりめがけて集まってくる。
この草むらの規模だと、大量のヤブ蚊が押し寄せてきそうだが、実は、たいして来ない。
夜遅くまで、網戸無しの窓を開けて仕事をしていることもあるが、訪れるヤブ蚊の数はそんなに多くは無い。
おそらく、この草むらからは、たいしてヤブ蚊は発生していないのだろう。

なぜ?
これは私の推測だが、以下の理由を空想してみた。

(1)草むらに棲むアマガエルがヤブ蚊を食べる。

(2)草むらに巣を作っている蜘蛛がヤブ蚊を食べる。

(1)のアマガエルは、梅雨時に事務所の窓ガラスに2〜3匹張り付いていたりするから、相当数いるものと思われる。
緑色の可愛いアマガエルで、私は彼らの事を「アマちゃん」と呼んでいる。
(2)の蜘蛛はジョロウグモなどで、林立するヨシや背の高い草に大掛かりな巣を張っている。
もちろんこのジョロウグモは、良い音色を聞かせてくれる虫達をも食べていることだろう。

アマガエルやジョロウグモなどが「捕食」を行う結果、この草むらにはヤブ蚊が少ないと見ているのだが・・・。
取るに足らない素人意見かも知れないが・・・面白半分、真剣半分。

草のざわめきと虫の音は、その時々の郷愁を誘って、心にしみる。
だが、その草むらの中では、生物達の「捕食戦争」、野草達の「縄張り戦争(根張り争い)」が繰り広げられている。

続く。
(えっ、何?続くって、どこへ?・・・・)

野草の数々
様々な野草が競って生えている。
ジョロウグモ
ジョロウグモ。

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