キノコ大豊作の予兆?
公園の草むらに出た白いキノコ。 |
おとといの、台風18号がもたらした大雨の後に出てきたと思われる。
最初、食菌のシャカシメジかな、と思ったがヒダの色が違う。
シャカシメジのヒダは白色。
キノコ採りは、どんなキノコでも、キノコを見かけると興奮する。
なんという名のキノコかな、と好奇心が湧いて出る。
で、この写真のキノコも、図鑑で調べてみた。
「有限会社グラフ青森」という出版社の「青森のきのこ」に掲載されているキノコの中では、「タマウラベニタケ」が最も近いように見えた。
上の写真のような団子状の塊は、ナラタケ類の寄生によって出来ると、図鑑に記されている。
だけど、この公園はナラタケが発生するような環境ではない。
そこが気になるところだ。
ヒダの色は、図鑑では「汚淡紅色」となっている。
現実のキノコのヒダの色は、確かに「汚淡紅色」という表現がぴったりだ。
団子型の傘を「(タマ)」。
その裏(ウラ)が、「赤っぽいヒダ(ベニ)」のキノコ(タケ)で、「タマウラベニタケ」。
名は体を表しているようだが、このキノコに関してはまだ不明だ。
タマウラベニタケの肉は白色というが、この写真のキノコの肉は、ヒダの色に近い。
決して白色とは言えない。
いずれにしても、今年は町なかのあちこちで、キノコの発生を見かけることが多い。
やはり、食菌ともども、キノコ大豊作を告げているのだろうか。