「Blogger」の「統計」にトラフィックスパム(リファラースパム)が増大
「統計」のトラフィック欄。 |
「Blogger」には、ブログのトラフィックについての簡単な「アクセス解析」を行う「統計」という機能がある。
「統計」は、このブログのページビュー数とか、アクセスの際の検索キーワードとか、参照元URLを知る事が出来て、とても便利な機能だと思っている。
さて、以前から気になっていた事について。
トラフィックと書かれている上のピクチャ(画像)は、本日の現在時刻のページビュー数を表している。
これを見ると、一番上のUPLのサイト(http://www.vampirestat.com)から、現時点で9回のアクセスがあった事になる。
閲覧者の図では、アメリカからのアクセスがあった事が示されている。
で、多くのブログ開設者同様、私も、そのアクセス元が気になる。
一体どういうサイトが私の記事にリンクを設置してくれているのだろうと覗いてみると、バンパイヤのイラストがアップで出てくる怪しいサイト。
ネットで調べると、「Blogger」の「統計」を悪用して、こういう風に自サイトにアクセスを誘導する「リンク付け」をトラフィックスパム(リファラースパム)というらしい。
こういうスパム行為が横行していては、「統計」のPV数もあてにならないことになる。
おそらく、このトラフィックスパムによって、PVの相当数が水増しされている可能性が大きい。
この頃PV数が伸びているな、と喜んでいたところだった。
上のピクチャ(画像)のように、グーグルやヤフーの検索エンジンからのアクセスはうれしいのだが・・・。
アメリカのサイト、バンパイヤからのアクセスは不気味である。
数あるトラフィックスパムの参照元サイトの中には、自サイトに誘導し自サイト内に設置してあるアドセンスなどの広告をクリックさせることを目的としたり。
自サイトに仕込んだウィルスに感染させたり(「Blogger」の利用者を狙っているのだから、Googleに対する嫌がらせか?)。
自サイトに誘導することで、アクセスアップを企て、自サイトの評価を高めようとしたり。
「Blogger」でブログを開設している人達にできることは、不審な「参照元サイト」には近づかないこと。
怪しい参照元URLを決してクリックしないことだ。
そういう風に色々あって、ネットの「悪徳行為」は、実社会同様、後を絶たないようだ。
さすがのGoogle様も、「Blogger」が被っているトラフィックスパムに対しては、いまのところ対応策は無いらしい。
「Blogger」でブログを開設している人達にできることは、不審な「参照元サイト」には近づかないこと。
怪しい参照元URLを決してクリックしないことだ。