メルヘンチックなサクラの紅葉の落ち葉
サクラの落ち葉。 |
サクラの紅葉の落ち葉も良いものだ、と書いた。
サクラの、色とりどりの落ち葉が地面に敷き詰めはじめると、ますます、良いものだという思いが募ってくる。
とてもメルヘンチック。
メルヘンチックとは、童話の世界に出てくるような愛らしさ、不思議さ、神秘さがある雰囲気や、そういう様子を意味する和製英語だという。
「メルヘン」がドイツ語で「チック」が英語で、そのふたつを足した言葉(俗語)であるらしい。
サクラの落ち葉の、どこがメルヘンチックなのか。
(1)色合いが絵本的。
(2)色の変化(グラデーション)に癒されるところ。
(3)色様々な落ち葉の重なり具合が、童話の世界。
(4)寒々とした晩秋の空に対して、暖色系のサクラの落ち葉は、心温まるような気分を誘うから。
サクラの落ち葉を眺める、人の思いも様々。
その思いは、メルヘンチックなサクラの紅葉の落ち葉同様カラフルなものに違いない。
いつも何気なく通る道も、サクラの落ち葉のおかげでメルヘンになる。
桜の花の散り際は、妖艶で幻想的だが、晩秋のサクラの落ち葉は生活感のある美しさではないだろか。
メルヘンとは、日常の生活感とは違う憧憬的な生活感のことではあるまいか。
そういう生活感が、サクラの落ち葉には、あふれているのかも知れない。
色鮮やかなサクラの紅葉。 |
とてもメルヘンチック。 |
色彩の童話。 |
色彩の賑わい。 |