雑談散歩

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サンシュユの花芽と赤い果実

サンシュユの花芽が膨らんでいる。


 平和公園のサンシュユの花芽が膨らんでいる。

春になると、この公園で、 一番に開花する木だからか、まだ雪の降る前から、開花を待ち望んでいるみたいだ。

ぷくんとした花芽も可愛いが、赤い果実も可愛い。

下の写真では、サンシュユの花芽と果実が、まるで逆の方を見ているようだ。

お互いに、過去と未来に思いを馳せているのだろうか。

サンシュユは、秋に赤い実がなるので「アキサンゴ」と呼ばれ、春には黄色い花が咲くので「ハルコガネ」とも呼ばれている。

季節によって呼び名が違う。

アキサンゴの実とハルコガネの花芽が、この冬に、それぞれの季節を見つめているのだ。



赤い果実と花芽。


このサンシュユの赤い実をジョウビタキという冬鳥が食べるらしいが、この渡り鳥をここでは見かけたことが無い。

ジョウビタキは、人間に対する警戒心がそれほど無くて、わずか3〜4メートルの近くまで降り立つこともあるという。

ネットの写真で見ると、雄はお腹の黄色い、愛らしい小鳥なので、平和公園のサンシュユの木のそばで、この冬にでも出会いたいものだ。

サンシュユの花芽と赤い果実。

花芽が春待ち顔であるなら、赤い果実はジョウビタキ待ち顔とでも言うのだろうか。


散りかけているサンシュユの紅葉。
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