雪かきの効率アップ、長靴に軽アイゼンで滑り止め
長靴に軽アイゼンを装着。 軽アイゼンを付けたまま長靴を着脱できる。 |
足元が滑る
家の駐車場に積もった雪を排除するために、スノーダンプを押しながら自動車道路を歩かなければならない。雪捨て場の公園まで、十数メートルほど。
自動車のタイヤで踏み固められた自動車道路は、圧雪状態でよく滑る。
湿った重い雪をスノーダンプに満載すると、足を踏ん張ってスノーダンプを押すことになる。
公園に入る時は、踏み固まってツルツルになった雪のスロープを登らなければならない。
それを何回も続ける。
すると、疲れのせいか、圧雪の道路面に足をとられることが多くなる。
ゴム長靴がスリップして、転びそうになったり。
足元が不安定になるので、ますます疲れが増す。
滑り止め
そこで、雪かきの効率アップのために、路面が滑りやすいときは、軽アイゼンを利用することにした。去年の春に、長靴で残雪の折紙山に登ったときに使った軽アイゼンだ。
軽アイゼンを長靴につけると、滑りやすい路面でも踏ん張りが利く。
足元が滑ると、スノーダンプを押すのに両腕の力に頼りがちになる。
それが軽アイゼンを利用すると、足を踏ん張って体全体でスノーダンプを押すことができ、筋肉疲労が軽減される。
筋肉疲労の軽減は雪かきの効率アップにつながる。
登山用具の利用
雪国では、登山道具は街の暮らしでも役に立つ。登山ウェアも、厳寒の時は、体を寒さから守ってくれる。
「山屋」的な体力は、雪国向きであるかもしれない。
そういえば、クライマーであった昔の友人が話していた。
厳冬期の、夜の青森市内を飲み歩いている人は、南アルプスの冬山を縦走できる体力の持ち主だと。
半分は冗談に聞こえたが・・・。
雪かきの効率アップに、長靴に軽アイゼンを装着してスノーダンプを押す。
その反復運動が、雪山山行のトレーニングになることは確かだ。
軽アイゼンをつけて、雪満載のスノーダンプを押す。 |
軽アイゼン左右。 |