トンネル工事と雪洞づくりと雲谷沢偵察
定員1名の雪洞。 |
お天気が良さそうなので、折紙山をめざした。
いつものように、みちのく有料道路料金所手前の駐車帯へ。
ところがここは、トンネル工事車両専用駐車場になっていた。
一般車両は駐車してはならないとのこと。
これは、ちょうどそこに居合わせた5~6人の作業員さんたちのお話である。
もともとここは、駐車場ではなく、非常駐車帯であるから、駐車をしてはいけない場所なんだという。
非常駐車帯とは、故障車・緊急車両・道路管理車両等が、停車することを目的に作られたスペースなのである。
先生方のごもっともなご意見を拝聴。
その後、聞き分けの良い小学生のように、私はくるりとUターン。
みちのく有料道路「みちのくトンネル」の天井板撤去工事が行われていることは以前から知っていた。
それが、日曜日も工事中とは思わなかった。
休日返上どころか、昼夜関係なく工事を続行している模様。
お疲れさまです。
料金所手前の駐車帯は、トンネル工事を請け負った建設会社が道路公社の許可を得て工事車両の専用駐車場にしているとのことだった。
雲谷峠BCで雪洞づくり
時刻は、まだ8時ちょっと過ぎ。
八甲田へ行こうかと思ったが、地形図も山行計画も無い。
こういうときは、雲谷峠のバックカントリーしかない。
またまた雲谷峠で雪洞訓練。
トンネル工事の因縁で、折紙山へは行けずに、雲谷峠で雪洞づくりとなった。
上の写真の雪洞は、標準体型の大人1名が、かろうじてビバーク可能な規模のもの。
製作所要タイムは25分。
傾斜のゆるい地形での雪洞づくりなので、雪の排出に手間取った。
いったん足元の雪を掘り下げてから横穴を掘るという手順になる。
穴から出た雪の排出は、上方へ放り投げる作業になるから、大きな労力が必要となった。
なるべく汗をかかずに、この作業を済まさなければならない。
この地形での雪洞づくりは、傾斜地の吹き溜まり風下側ほど楽ではない。
手持ちの改造スコップは「角スコ」タイプ。
このタイプは、雪穴を掘ったり、雪の排出には威力を発揮する。
だが、雪洞内部を掘り広げて壁を滑らかに仕上げるには不向き。
内装仕上げは、シュイナード・ショベルのような凹凸型スプーンタイプ(剣スコタイプ)の方が使い勝手が良いようだ。
雲谷沢への下りルート偵察
雲谷沢の対岸の尾根。 |
試行錯誤の雪洞づくりを楽しんだ後は、周囲の偵察。
以前、モヤヒルズのスキーリフトに乗っているときに、雲谷沢の対岸に見えるなだらかな丘陵地に興味を持ったことがあった。
あそこをスキーで散歩したら気持ちよいだろうと。
それに、この丘陵地は、萱野高原の北側の鉢森山(563.4メートル)へと続いている。
この丘陵地に辿りつけば、鉢森山スキー登山を楽しめる。
それには、険しい雲谷沢を越えなければならない。
沢底まで下りるには、雪崩の危険が伴うので、極めて困難。
沢底に続いている緩い尾根筋がないかと探し歩いたら、手ごろな傾斜の下りルートを発見。
中途まで下りてみて、このルートの安全を確認して今日の偵察を終了した。
鉢森山スキー登山は、たぶん来期のお楽しみとなるだろう。
3月に入れば、急峻な沢筋は全層雪崩の季節に入る。
斜面の土砂が露出した場所のスキーハイキングでは、楽しそうではない。
こうして自分の身の丈に合った楽しい計画がどんどん思い浮かぶ。
計画倒れにならないようにしなければ。
来年もまた元気に雪山を楽しめるように、今期もしっかり雪山を歩こう、と思ったしだい。
興味のある方は、このブログ内のテレマークスキー記事まとめページへどうぞ
この丘陵地に辿りつけば、鉢森山スキー登山を楽しめる。
それには、険しい雲谷沢を越えなければならない。
沢底まで下りるには、雪崩の危険が伴うので、極めて困難。
沢底に続いている緩い尾根筋がないかと探し歩いたら、手ごろな傾斜の下りルートを発見。
中途まで下りてみて、このルートの安全を確認して今日の偵察を終了した。
鉢森山スキー登山は、たぶん来期のお楽しみとなるだろう。
3月に入れば、急峻な沢筋は全層雪崩の季節に入る。
斜面の土砂が露出した場所のスキーハイキングでは、楽しそうではない。
こうして自分の身の丈に合った楽しい計画がどんどん思い浮かぶ。
計画倒れにならないようにしなければ。
来年もまた元気に雪山を楽しめるように、今期もしっかり雪山を歩こう、と思ったしだい。