イベントと季節感(雛祭りと雪祭り)

新年を迎えての大きなイベントは、もちろん正月に関わる様々な行事である。

新春イベントと銘打たれて、いろいろな行事が執り行われる。

正月を新春と呼ぶには、時期的に旧正月の方がふさわしい。

旧正月がくれば、春はもうすぐという期待感がわく。

新春の到来だ。

西暦の1月では、北国にとって新春はまだ遠い。

雪国で、春の到来を喜ぶイベントは、桃の節句のひな祭り。

だから、季節が冬真っ盛りの頃からお雛様を飾る。

家の中に春の象徴を飾って、春を呼び込むのだ。

3月3日がだんだんと近づくにつれて、雛祭り商戦も盛んになる。

人々は、あちらこちらに雛祭りの飾りが見え始めたおかげで、春がきて暖かくなったのだという「錯覚」を楽しむ。

この「錯覚」が厳冬期のつらい暮らしに弾みをつける。

春に対する希望が膨らむ。


雪と犬
雪を楽しむ犬。


先の季節を呼び込むイベントもあるが、今現在の季節を楽しむイベントも。

冬を楽しむイベントとして、「雪祭り」がある。

「あおもり雪灯りまつり」もそのひとつ。

雪の特性を楽しむことで、冬の厳しさを乗り切る力を得ようというイベントだ。

イベントは過去へは向かわない。

過去を振り返る記念イベントでも、その方向性は現在を乗り越えて未来につながっている。

商業イベントだからといって、販売戦術しかない訳では無い。

今を乗り越えて明るい未来に向かうアイデアがなければ 、イベントは成功しない。

季節がイベントを押し進め、イベントが季節感を呼び込む。

真冬にアイスクリームを食べたり、夏の野菜や果物を食べたり。

現代では、暮らしの季節感が薄れたという意見もあるが。

冬に、夏の季節感を楽しむことも良い。

季節感が無くなったというより、体感できる季節感が増えたと言った方がお似合いかもしれない。

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