雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

広告

顎が痛くて口が開かない顎関節症?が自然治癒

顎関節症発症                  

額関節症の患者は、20代、30代の女性が多いらしい。
ところが私は53歳の頃に、突然、顎関節症らしき症状に襲われた。
遠方の作業現場での仕事のために早朝5時に起きて、クルマで出発。
2時間ぐらい運転してから、コンビニで眠気覚ましに缶コーヒーとガムを購入。
ガムを噛みながらクルマを運転していたら、突然、耳の下の顎の関節あたりがゴリッと鳴って、その部分に激痛が走った。
顎に力が入らず、顎の感じも、なんだか変。
ちゃんと噛みあっていないような、蝶番がずれている感じで、それを戻そうとすると、また激痛。
顎が外れそうな違和感。
ガムを吐き捨てて、ゆっくりと口を開けたり閉めたりしながら、どうにか顎の落ち着きをとりもどした。
ちょうど水槽の中で口をパクパクさせている金魚の姿が思い浮かんだ。
それから5年間、顎関節症の症状はちょくちょくあらわれた。

顎関節症の症状                  

(1)食べ物をかむ時など、顎を動かしたときに、顎関節が痛む。
(2)口が大きく開かない。
(3)顎を動かすと額関節のあたりに、コリコリとかジャリジャリとか音がする。
(4)緊張したとき、額関節に違和感が出る。
(5)固いものが噛めない。
症状を繰り返すたびに、顎が外れるのではないかという不安と、この程度では外れないだろうという予想が交互に出現。
(6)当初の顎関節症勃発時ほどの強い症状はもう出ない。
(7)顎をだましだまし生活すれば、なんとか病状と共存できる。
という理由で、顎を診てもらいに口腔外科や歯科へは行かなかった。

その当時、ネットで検索したら、歯科へ通っても病状が改善しなかったという体験談が多かったように思う。
それに、多くの診療科の中でも、特に歯科は苦手という「性癖」も加わって、診察を受けなかったのだ。
(7)のようにしていれば、多少の不便はあったが、それなりにやり過ごせた。

なんかの拍子に顎に痛みが走って口が開かないときの食事は、口を小さく開け、時間をかけてゆっくり噛んで食べた。
噛む回数を多くしたことで、食べ物の味が良くわかったという「副産物」も得た。
今から思えば、私の顎関節症は軽症だったのだ。
だから、このごろ症状が出ないな、顎が痛くならないなと思っているうちに、通常の顎の活動状態に回復していた。
幸いなことに顎関節症が自然治癒した。

空の風景
リラックスも重要。

顎関節症になったとき、私が注意したこと      

症状が出ているときに注意したことは下記の通り。
(8)固いものを無理して噛まない。
(9)食事の咀嚼は回数を多くし時間をかけてゆっくりと。
(10)頬杖をつかない
(11)なるべくうつ伏せで寝ないようにする。
(12)上半身や首のストレッチを心がける。

(10)に関しては、頬杖をついて顎に違和感が生じたことが度々あったから、頬杖は顎に悪影響を与えることがテキメンである。
(11)のうつ伏せ寝も、首をねじって横顔を敷布団に押し付けるようにして伏せている姿勢なので顎の周囲の筋肉や腱に対する負担が大きい。

軽度の顎関節症は自然治癒が見込めるかも知れない  

いずれにしても私の場合は軽度の顎関節症だったので自然治癒したのだと思う。
これが重症だったら、今のように回復しなかっただろう。
顎関節症は、その病状がどの程度だったら軽症で自然治癒が見込めるのか、その見極めが重要だ。
そういう診断が正確にできる歯科医にめぐり会えれば一番良いのだが。
Next Post Previous Post

広告