2014/03/01

残雪の上で木の実(種)をついばむスズメ達

スズメの舞
戯れている?スズメ達。
俳句で、スズメは冬の季語だと思っていたが、春の季語でもあるらしい。

冬の季語としては、「ふくらすずめ」や「寒雀」などがあげられている。

春の季語は、雀の子、雀の巣、雀隠れ など。

スズメは年中 家の周りにいる小鳥なので、「雀」単独ではどの季節の季語にもならないという。

私が子どもの頃は、季節に関係なく、たくさんのスズメを見かけたものだが。

この頃は、可愛い姿を拝見できることが少ない。

昔の、田舎の木造家屋では、スズメが軒下や壁の隙間に巣を作っていた。

スズメの子どもが産まれると、その鳴き声が家の中にまで届いたものだった。

近年は、気密性の高い住宅の普及で営巣場所が少なくなり、スズメの個体数が減少傾向だという説もあるらしい。

人間の生活環境に密着して生活していたスズメ達が、今や、人間に連れ添えなくなってきたのだ。


私の住処の周辺では、スズメを見かけることがほとんどない。

散歩で訪れる公園の中で、たまに可愛い姿を見かける程度。

このスズメ達は、どこに巣を作っているのだろう。

日本での話だが、最近の人間の社会では、人間の個体数も減少傾向。

ここ青森市でも、空き家が目立つようになった。

木造の古い空き家も多い。

ひょっとしたら、この公園のスズメ達は、その空き家に営巣しているのでは。

食事は、公園の木の実。

公園は、人間の散歩場所であるが、スズメ達の食事場所でもあるのだ。

こうして、残雪の上に浮いてきた木の実を食べている。


こんなにたくさんのスズメ達を見るのは久しぶりなので写真に撮ったが、望遠レンズでは無いので不鮮明なものばかり。

写真はぼやけぎみでも、小さな生き物の活発な存在感は感じとれる、と思う。

残雪からむき出しの地面へ、地面から残雪の上へと餌を求めて、両足でのジャンプ歩きを続ける。

その動きはスズメ独特で 、眺めていて飽きないものだ。

白い残雪では、上から落ちてきたものが目立つ。

スズメ達も残雪の上は、餌を探しやすいに違いない。

雪が融けてしまえば、木の実(種)は地面に紛れ込んでしまう。

でも、雪が融ければ虫も出てくるし、花の蜜やイネ科の植物の種にもありつける。

個体数を減らしながらも、人の目につかないところでスズメ天国を楽しみ続けることだろう。


スズメ
餌を探している

餌を啄むスズメ
地面の上のスズメ。

木の根もとのスズメ
ツツジの根元にぽつんと。

松の根元のスズメ
松の根元で何を待つ。