若い葉が赤いオオヤマザクラ
平和公園のオオヤマザクラ。 |
これは青森市内の6月下旬並みの暑さ。
もちろん今年最高。
平年差はプラスの7.7℃。
暖かいと言うよりも暑いと言った方がふさわしいようなお天気だった。
おかげで、公園のソメイヨシノは満開状態。
そのソメイヨシノに混じって、いささか赤っぽい花びらの桜も満開していた。
花の傍らからは若葉も出ていて、その若葉も赤い。
なんという桜だろうと調べてみると、オオヤマザクラだった。
オオヤマザクラと言えば、岩木山のネックレスロードを彩っている桜。
津軽平野にすっくと立っている岩木山の裾野に、岩木山を一周する自動車道路がある。
その道路の一定の区間(鯵ヶ沢町の長平町から弘前市の岩木山周辺)の愛称が「岩木山オオヤマザクラネックレスロード」。
ネックレスロードと呼ばれている区間だけで、オオヤマザクラは1400本。
岩木山一周では、6700本あると言われている。
桜の名所、弘前公園のソメイヨシノが咲き終わった頃、このオオヤマザクラが見頃をむかえる。
ちょうど新緑と重なって、この時期(5月上旬から5月下旬)の「岩木山オオヤマザクラネックレスロード」は絶好のドライブコースとなっているようだ。
それにしても、「岩木山オオヤマザクラネックレスロード」という愛称は、なんて、長くてくどくどしい呼び名なのだろう・・・。
そのオオヤマザクラが青森市の平和公園にも2本あった。
この木は、秋の紅葉も見事。
緑色の葉が、鮮やかな赤褐色に紅葉する。
ソメイヨシノの紅葉とは違った趣なのが楽しい。
花のそばから出ている若い葉が赤い。 |
青空に映えるオオヤマザクラ。 |
オオヤマザクラの紅色の花弁。 |