日の出とともに早朝目が覚めて、安眠出来ない
青森市の日の出時刻
遮光カーテンを閉じた寝室。 |
夏至近辺の、青森市の日の出時刻を調べてみた。
国立天文台のサイト、天文情報センター暦計算室のページに各地の「日の出、日の入り」の情報がある。
青森市で、日の出時刻が午前4時5分台である期間は、6月9日から夏至(21日)まで。
その時刻が年間を通して最も早い。
ちなみに、本日の日の出時刻は午前4時7分。
日の出が午前4時5分〜7分台だと、晴れていれば、青森市は午前3時半頃から空が白み始める。
午前3時半で、もう、青森市内はうっすらと明るいのだ。
東日本と西日本の日の出時刻の違い
どうしてこんなに青森市の朝が早いのか。それは、青森が日本列島のなかで東に位置しているから。
上記サイトによると、青森市よりもちょっと西の、東京都での本日の日の出時刻は、 午前4時27分。
昔暮らしていた名古屋市では、なんと4時40分。
青森市の朝とは、33分もの差がある。
もっとも、東に位置しているからといって、一年中西の地方より日の出が早いとは限らない。
夏と冬では、太陽が出てくる方角が違う。
参考までに、もっと西の方の沖縄県石垣島での、本日の日の出時刻は、午前5時57分。
日の出とともに目が覚めてしまう
なぜこんなことを、くどくどと書いたのか。それは、インターネットが調べものをするのにこんなに便利だ、ということではなくて。
外が明るいと眠れない人がいる、という話への導入のため。
周囲が明るいと眠れない人は、日の出が4時7分だと、4時頃に目が覚めてしまう。
これは、夏場の睡眠不足の原因につながる重大事である。
同時刻、カーテンを開けた寝室。 |
慢性寝不足状態
かくいう私も、朝の光が寝室に入ると目が覚めてしまう。今年から、窓が二つある2階の部屋で寝起きするようになって、それが顕著になった。
犬の散歩があるから、毎朝6時半起床。
それが、4月半ばから、5時過ぎに目が覚めてしまうようになった。
夜11~12時に寝ても、朝5時ちょっとで目が覚めてしまう。
原因は、冒頭記載のように、青森市の日の出時刻が、だんだんと早くなったから。
「眠れない夜に眠くなるかも知れない方法」 について以前書いたことがある。
しかし、早い「日の出」のせいで、寝室が明るくなってしまった状態で昏々と眠る方法を私は知らない。
5月中頃に、慢性寝不足状態に陥って、体が疲れやすくなった。
この調子では、真夏になったら体がもたない。
遮光カーテンの効果
そこで対応策として、遮光カーテンを購入することにした。遮光カーテンにも等級があって、「一級遮光」の遮光率は99.99パーセントということ。
ホームセンターで、一級遮光で防音機能と断熱機能付きのスグレモノを購入。
断熱効果率は63.5%、保温効果率は32.5%と説明書きに記されてある。
防音効果の方は、グラフが専門的過ぎて、私には解読不能。
カーテン1枚の幅が100センチ、高さが178センチ。
組成は、 表がポリエステル100%、裏がアクリル樹脂100%。
それの2枚入2セットで、一万円ちょっとの出費となったが、背に腹は代えられない。
普通のカーテンと遮光カーテンの2重カーテンで、青森の、早い日の出の光を防いだ。
カーテンを閉じると、真昼でも寝室は映画館状態。
防音機能は、あまり期待できないが、部屋が暗いのは落ち着く。
遮光カーテンをやり始めてから十日後ぐらいで 、ようやく予定の時刻まで安眠出来るようになった。
ずうっと朝早く目が覚めていたので、眠りのリズムを取り戻すのに十日ぐらい必要だったのだろう。
安眠には暗さが必要
この頃では、ぐっすり寝込んでしまって、7時過ぎまで目が覚めないこともある。明るい室内でも、グーグー眠る人もいる。
でも私は、安眠は暗さがもたらしてくれるものと信じている。