梅雨が似合う花、ムラサキツユクサの艶やかな花姿

草むらにムラサキツユクサ。
犬の散歩に、堤川沿いの歩道を歩いていたら、草むらにムラサキツユクサを見つけた。
ムラサキツユクサは、北アメリカ原産の園芸植物で、日本に古くから自生しているツユクサとは、同じツユクサ科だが「属」が違う別の植物だという。
そういえば、両者は、花の形も葉の形も違う。
ただ両者とも、陽射しの強い日は、朝咲いた花が昼には萎む。

このムラサキツユクサは遊歩道の脇の草むらに生えていて、野生化した草。

ムラサキツユクサは、曇り空で気温の高くない日は、夕方まで咲いていることもあるようだ。
でも、早朝の朝露に濡れた姿の方が、眺めていて美しいという。
水玉の滑る鮮やかな緑の葉と、生き生きとした紫の花の色合いが、艶やかだと言われている。
今朝は、8時過ぎに、この花の側を通った。
上記の「観賞時間」からすれば、これは遅過ぎ。
通常の散歩コースよりは遠出なので、なかなか朝早くは見物に来れない。
ムラサキツユクサが雨に濡れている姿も良いという話をよく聞くが、雨の日は少々面倒。
梅雨は、都会の人からは嫌われがち。
でも、ムラサキツユクサやアジサイのような、梅雨を彩る花もある。
梅雨をうっとうしいものと嫌ってばかりでは、梅雨が生み出す落ち着いた情景を見逃してしまう。
そうは言っても、雨降りに犬を連れ歩いての遠出は、やはり面倒。

花の紫色が可憐。
ムラサキツユクサは、一日花。
今朝咲いた花が明日まで咲いているということは無い。
でも、花の陰には、たくさんの蕾があって、長い期間、次々と花を咲かせてくれる。
開花期は初夏から秋まで。
真夏に見る花と、秋風が吹く頃に見る花とでは、同じ花でも趣が違うだろう。
夏の「おしめり」を含んだモイスチャーな雰囲気は爽やかだが、秋の朝露は冷涼で寂しい。
花期が長いから、爽やかな出会いと寂しい別れを感じさせる花なのだ。
そういう花が持っている雰囲気に、紫色がよく似合う。

蕾も次々と。

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