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正月の公園風景

2018/04/06
雪の中で冬を越すコナラの木(中央の太い木)。この雪の下に、ドングリの果実が眠っている。
今朝も穏やかな青森市内。
昨夜からの降雪は10センチ程度。

近くの公園の積雪は、70センチから80センチ。
都市公園は、静かな冬の森になっている。
雪に覆われた公園の散策路。
今回の冬型の気圧配置で、おもに西日本が大雪になっているようだ。

2日、午前9時までの、おもな地域の24時間積雪量を見ると。
滋賀県長浜市柳ケ瀬68センチ。
滋賀県米原市45センチ。
福井県小浜市48センチ。
福井県敦賀市39センチ。
岐阜県関ケ原町31センチ。
などなど、西日本にしては積雪が多い。

ツツジの雪囲いに雪が積もった。
気象庁のデータによると、本日16時現在の青森市の積雪の深さは91センチ。
去年(2014年)1月2日の積雪の深さは、12センチだった。
一昨年(2013年)は43センチ。
2012年は60センチ。
2011年は14センチ。

これを見ると、現時点の青森市内において、今年はいかに雪が多いかがわかる。
まあ、去年の青森市内は、かなり雪の少ない年ではあったのだけれど。

雪の上に散らばったカエデの翼果。
一方、山の方はどうかというと。
八甲田山の酸ヶ湯での、積雪の深さの観測史上一位の値は566センチ。
一昨年の2013年2月26日の記録。
では、2013年の今日の日付、1月2日の積雪の深さはというと、233センチ。
今年の今日は、もう298センチである。

この調子で降り続けば、酸ヶ湯においては、観測史上一位の記録が今年の2月X日に塗り変わるかもしれない。

山も里も大雪の年になるのか・・・。
正月の公園風景は、公園の散歩人に、そんな空想を抱かせる。

上記西日本の大雪は一過性のもの。
青森の積雪量は、少しずつ持続的に、じわじわと嵩を増していく。
雪国の雪国たる所以。

このまま雪が降り続けば、この公園は自然閉鎖状態になる。
歩くスキーやスノーシューを持ってこない限り、公園のお散歩は不可能。

うっすらと青空が見える。

雲を透かして冬の太陽が。

公園の散歩人達のトレース。
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