慢性胃炎とヘリコバクターピロリ菌除菌治療の説明

先日の胃内視鏡検査で慢性胃炎と診断された。
そういえば、脂っこいものを食べると、「胸焼け」を感じることが度々あった。
同じ内容の食事を複数で食べたとき、私だけが胸焼けを起こしたり。
それもこれも、慢性胃炎のせいだったのだ。

慢性胃炎と診断されても、治療は無し。
胃の不快感がひどかったり、食後の腹痛がひどかったり。
そういう症状が顕著であれば、対症療法として制酸剤や消化剤が試されることもあるという医師のお話。

近年、慢性胃炎の原因として、ピロリ菌感染が重要視されているらしい。
私が検査を受けた胃腸科医院でも、「ピロリ菌の除菌」を、慢性胃炎に有効な治療法であると考えているようだ。

慢性胃炎が萎縮性胃炎(胃の粘膜が萎縮して、胃壁が褐色になる)に発展すると、胃癌に移行する確率が高いという。

そのため、医師からヘリコバクターピロリ菌検査のための血液採取をすすめられた。
それに応じて、「特定健診」とは別に、もう一本余計に血を抜いたのだった。

医師から渡された「ヘリコバクターピロリ菌除菌治療の説明書」の要点を、参考のために、以下に引用する。

除菌の目的
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発と予防。
胃癌の発生率を低下させること。
除菌が成功しても、100%予防できるわけでは無い。
定期的な胃の検査は必要。

除菌治療の仕方
  1. ヘリコバクターピロリ菌がいるかどうか検査する。
  2. ピロリ菌が胃に中にいることが確認できたら一週間の投薬(朝晩で2種類の抗生剤、胃薬を服用)。
  3. 除菌投薬終了の二ヵ月後、除菌が成功したかどうかの検査(便内のピロリ菌の有無)。
除菌時の副作用
  1. 薬剤性肝障害、黄疸、全身倦怠感、違和感など(非常に稀だが、薬剤性肝障害が重篤化し劇症肝炎に移行した場合、死亡する危険もある)。
  2. 薬剤性湿疹
  3. 下痢
上記症状の出現時は内服を中止し、担当医院で受診すること。
除菌の成功率は75%~85%。不成功時は薬剤を変更して2回目の除菌治療を行うことが出来る。健康保険適応は2回目まで。

除菌後の副作用
  1. 除菌後に胃酸過多になり、胃部不快感、胸焼けが起こることが数パーセントある。
  2. 副作用では無いが、再感染の可能性も数パーセントある。

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