満開の笑顔、さくらさくら、9枚の桜の写真


空が青いと桜が笑う。
頭上で一斉に笑うのだから、そのそばを歩く人も笑顔になる。
桜は、笑顔の使者。

かすみか?雲か?
いえいえ、あれは桜です。
やよいの空一面、見わたす限りの花盛り。

いっときの笑顔。
いっときの幸福。
いっときの幸福でも、幸福は幸福。
ずっと続く幸福なんて、たぶん無い。

咲かない花は無い。
枯れない幸福は無い。
幸福は無くても、幸福感は持続する。
幸福の芽は、時期がくれば、また芽吹く。

そういえばどこかで、「無いものを模倣する」という言葉を聞いた。
無いものなんか模倣しようが無い、などと言う無かれ。

無いとは言え、有るものとして想定されている。
その情報は豊富だ。

平和とか。
正義とか。
博愛とか。
それは、ずっと続く幸福を模倣しているプロパガンダ。
そのなかに、満ち足りた幸福感は無い。

ほら、やっぱり、無いものを模倣している。

無いものは無い。
みんな消えていくだけさ、と言ったのはどなただったか。

この世に存在するものも、存在しないものも、やがてはみんな消えていく。

だから、いっときの幸福。
いっときの笑顔。
いっときの華やかさ。
私たちは、それらを桜の花に見るのだ。
さあ。
いざやいざや見にゆかん。

さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か
匂いぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん

題名「さくらさくら」作詞者不詳、作曲者不詳。







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