巨大な草、オオイタドリの繁茂
【オオイタドリが繁茂する空き地。】 |
近所の空き地で、今年もオオイタドリが繁茂している。
刈られることもなく、自由気ままに生育しているご様子。
オオイタドリは、タデ科の多年草で、背丈は3メートルから4メートル近くまで伸びる大型の草本植物。
近縁種にやや小型なイタドリがあるが、青森県内の日本海側ではオオイタドリを多く見かけるように思う。
姿が大きくてよく目立つので、そう思うのかも知れないが。
花期はこれから。
花が咲く頃(7月ごろ)は、上の写真よりも一回り大きく育っている。
【太い茎の根元は闇。】 |
子どもの頃、オオイタドリの藪の中に「隠れ家」を作って遊んだ。
今でも、オオイタドリの群生を見かけると、その中を覗き込むのは、「隠れ家」作りの思い出のせいかも知れない。
オオイタドリは漢字で、「大痛取」と書く。
その由来は、昔から薬草として、痛みを取る治療に用いられたからだそうだ。
ネットで「オオイタドリ 薬草」というキーワードで検索すると、その効能を述べた様々なサイトが並ぶ。
興味のある方は、お調べください。
また、オオイタドリはイタドリ同様、山菜としても重宝にされているという。
と言っても、青森でのことではない。
私の周辺では、オオイタドリを山菜として食べるという話はまったく聞かない。
高知県では山菜としてイタドリの若い茎が大いに活用されている。
山形県や秋田県などでも、オオイタドリは春の山菜として、様々な方法で調理されているらしい。
新潟県糸魚川市の山間地である小滝地区では、山菜としてのオオイタドリの活用で地域振興を図っているという。
オオイタドリは漢字で、「大痛取」と書く。
その由来は、昔から薬草として、痛みを取る治療に用いられたからだそうだ。
ネットで「オオイタドリ 薬草」というキーワードで検索すると、その効能を述べた様々なサイトが並ぶ。
興味のある方は、お調べください。
また、オオイタドリはイタドリ同様、山菜としても重宝にされているという。
と言っても、青森でのことではない。
私の周辺では、オオイタドリを山菜として食べるという話はまったく聞かない。
高知県では山菜としてイタドリの若い茎が大いに活用されている。
山形県や秋田県などでも、オオイタドリは春の山菜として、様々な方法で調理されているらしい。
新潟県糸魚川市の山間地である小滝地区では、山菜としてのオオイタドリの活用で地域振興を図っているという。
青森市周辺では、オオイタドリやイタドリのことをサシトリと呼んでいる。
野草に興味の無い人にオオイタドリと言うと、「オオイタドリ(大分鶏)」って大分県産の地鶏(じどり)のことかね?と問われたりする。
それって、美味しいの、とか。
なんて冗談は置いといて。
野草に興味の無い人にオオイタドリと言うと、「オオイタドリ(大分鶏)」って大分県産の地鶏(じどり)のことかね?と問われたりする。
それって、美味しいの、とか。
なんて冗談は置いといて。
サシトリは、黒石市周辺では、食用にされているという噂。
青森市以外では、わりと食べられている食材なのかも知れない。
などと思いながら、オオイタドリの群生を眺めていたら、なんとなく美味しそうな食材に見えてきた。