雑談散歩
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萱野高原で黒く結実していたウツボグサの写真
2015/08/29
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2020/09/11
日曜日(23日)に訪れた青森市郊外の、萱野高原で見かけたウツボグサの写真。
ウツボグサは萱野高原の北東の端に群生していた。
ほとんどは、花が終わり花穂が黒っぽくなっている。
上の写真のように、夏に結実した姿が、枯れたように見えるから夏枯草(カコウソウ)とも呼ばれている。
まだ花も咲いている。
ウツボグサには利尿、消炎作用があり、腫れ物、腎臓炎、膀胱炎の生薬として漢方では重要な薬草であるという。
また、シソ科の植物であるから、この植物に共通であるようにハーブとして利用されることもあるという。
ちなみに、ウツボグサのウツボは、魚のウツボのことでは無い。
毛ばだった花穂が、昔の矢を携帯する用具の靫(うつぼ)に似ていることからの命名であるとか。
ウツボグサの群生地。
結実しているウツボグサの群生が、夏の高原の片隅に。
その独特の存在感が、夏の終わりを告げているような気がした。
まだ高原は緑が濃いが、吹く風は秋のもの。
ウツボグサが結実するころは、この高原では、もう秋が始まっているのだ。
もうすぐ花も終わる。
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