雑談散歩

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9月の、秋が深まりつつある時期の田舎館村「田んぼアート」の変化

田んぼアート会場
(田舎館村役場、田んぼアート入口。)


弘前の帰りは、また田舎館村の「田んぼアート」に寄り道。
8月23日からの稲の成長とともに、絵はどんなふうに変化したのだろうという興味心があったから。

平日の今日は、8月23日の日曜日と違ってガランとしていた。
見物客は、次々と来ていたが、立って並ぶこともなくスムーズに展望所へ。

この間の強風で、米が実った「青天の霹靂」は、茎が倒れている個所が目立つ。
他の観賞用の稲は無事だった。


田んぼアート
田んぼアートの水平見。


今日は、上空に雲が多いものの晴れた良いお天気。
遠くの山々を見渡すことが出来た。
津軽富士の岩木山もくっきりときれい。

さて「田んぼアート」。
果実である米が実って、稲が枯れ始める時期なので、この前に見物した時ほどの鮮やかさは見られなかった。
特に赤系統と黄色の退色が著しい。

下の方に比較写真を置いたので、見比べれば一目瞭然。
水田の稲の葉が、まだ青々としていた頃の方が、色彩が鮮やかで見ごたえがあると思った。


展望所
展望所を見上げる。


ただ、こんな枯れた感じの絵も良いものだと思う方もいらっしゃるかも知れない。
色の鮮やかさよりも、渋さが好きという方は、9月から10月にかけての「田んぼアート」が良いかもしれない。
稲の種類による際だった色彩を楽しみたい方は、7月中頃から8月中頃までが見ごろ。

秋の深まりとともに、これからの「田んぼアート」はどんどん脱色して、「枯れ絵」になっていくことだろう。
その絵の変化が、収穫の秋への過程を示している。


展望所への階段
4階までエレベーター。4階から上は階段で登る

田舎館村から見る岩木山
岩木山がきれいに見えた。

田んぼアート
おやおや、脱色した感じになっている(今日の田んぼアート)。下の8月23日の写真と比較して見てください。

田んぼアート
こちらはまだ色が鮮やかだった、8月23日の田んぼアート。黄色や赤系色がまだ鮮やか。それに稲の緑色もいい感じだ。

風と共に去りぬ
美女と美男子、ヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルが色褪せてしまった。

田んぼアート
夕焼けが茶色に変わった、今日の田んぼアート。下の写真と比較してください。

田んぼアート
まだ夕焼けの赤みが残っている8月23日の田んぼアート。黄色と緑の差もくっきり。
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