2015/09/18

背が高くなったら上の枝がちょん切られるポプラの運命

犬の散歩の途中、公園のポプラの上部がちょん切られているのに気がついた。
ポプラは、地下の根を大きく張らないために倒れやすい。

この剪定は、背が高くなったポプラが、強風で倒れるのを防ぐためのカットなのだろう。
以前、公園のヒマラヤスギの剪定のことを記事にしたことがあった。

高い木は、風当たりが強い。
ポプラの大木が強風で倒れたら、人を怪我させたり、建物を壊したりする。
このポプラの痛々しい姿は、安全のための「危険防止剪定」された姿なのだ。

上部の枝がちょん切られている。
この前も書いたが、ポプラの木は倒れやすく寿命も短い。
そのため、近頃では、ポプラは公園樹として採用されにくくなっているという。

そして、すでに植えられ大きく成長したポプラは、こんな扱いを受けている。
危険防止剪定。
それがポプラの運命。
都市のなかの自然は、自然のままでは許されない。

ところが、ポプラは、切られても切られても枝を伸ばして樹形を整える。
ちょっとしたカッコマンの木なのだ。

その再生力はプラタナスに負けない。

ポプラは、倒れない限りはカッコよく立っている。
堂々とした、大きなポプラのある風景は良いもの。

それを眺める人たちは、少年少女の頃を思い出す。
学校の校庭には、いつも立派なポプラの木が立っていた。
ポプラは、子ども時代の郷愁を誘う木である。

その郷愁に応えようと、切られても切られても、自ら樹形を整える。
切られても切られても復活する。

まるで「切られ与三郎」。
おっと、古い話だ。

高さ制限剪定が施されたポプラ。
相変わらず子だくさん。
突き出た枝が骨のようで痛々しい。