八甲田山の紅葉と,森のなかの滝
おとといの晩に降った雪が山陰に白く残っている今日の八甲田。
紅葉と滝見ハイキングに出かけた。
国土地理院発行の北八甲田の地形図を見ると滝のマークは3箇所程度しか見当たらない。
北八甲田には地図には記されていない滝がたくさんあるようだ。
今日訪れた滝もそのひとつ。
道路から森の中へ入って20分~30分程度なのだが、あまり知られていない。
もちろん、滝に到る遊歩道も無い。
下草やネマガリタケの無いブナの森を、コンパスを頼りに沢に向かって歩くと、滝の水音が聞こえてくる。
落差10メートル程度の小さな滝。
水量が少ないので、よけいに小さく見える。
三脚を持ち歩かないので、スローシャッター撮影ができないのが残念。
水の流れをもっと滑らかに写せば、幻想的な写真に仕上がったことだろう。
名瀑と呼ばれている滝からすれば、取るに足りないチョロ滝だが、そのこじんまりとした慎ましい様子が良い。
今は控えめだが、新緑の頃は雪融け水の流れで、滝はパワーアップしているに違いない。
「ひややかにみづをたたえて かくあればひとはしらじな ひをふきしやまのあととも」
紅葉と滝見ハイキングに出かけた。
国土地理院発行の北八甲田の地形図を見ると滝のマークは3箇所程度しか見当たらない。
北八甲田には地図には記されていない滝がたくさんあるようだ。
今日訪れた滝もそのひとつ。
道路から森の中へ入って20分~30分程度なのだが、あまり知られていない。
もちろん、滝に到る遊歩道も無い。
下草やネマガリタケの無いブナの森を、コンパスを頼りに沢に向かって歩くと、滝の水音が聞こえてくる。
紅葉が進んでいるブナの森の中。 |
水量が少ないので、よけいに小さく見える。
三脚を持ち歩かないので、スローシャッター撮影ができないのが残念。
水の流れをもっと滑らかに写せば、幻想的な写真に仕上がったことだろう。
名瀑と呼ばれている滝からすれば、取るに足りないチョロ滝だが、そのこじんまりとした慎ましい様子が良い。
今は控えめだが、新緑の頃は雪融け水の流れで、滝はパワーアップしているに違いない。
「ひややかにみづをたたえて かくあればひとはしらじな ひをふきしやまのあととも」
生田長江の詩が思い浮かんだ。
人も山も外見だけではその内在するパワーは分からない。
だから慎重に接するが良い。