11月にあざやかな黄色い花を咲かせているミヤコグサがすごい!
可憐な花。 |
犬の散歩で、新中央埠頭へ。
埠頭の根元(南側)の緑地で、小さな黄色い花が咲いているのが目に入った。
今頃何の花だろうと近づいてみたら、なんとミヤコグサだった。
ミヤコグサは、春から初夏にかけて咲く植物。
それがなんで今頃?
ミヤコグサの黄色い花 |
しかし、帰り花は、木本の桜や梅やツツジに多い現象ではなかったっけ。
草本のミヤコグサに、帰り花だなんて。
夏の終わりごろに枯れたミヤコグサが、一旦冷え込んだ後の、このところの陽気に、新芽を出し葉を出し茎を伸ばし花を咲かせたなんて。
帰り花とは、桜や梅の瞬間一発芸だと思っていたが。
「かへり花暁の月にちりつくす」という与謝蕪村の句もある。
それが、このミヤコグサのように、手間暇かけて帰り花だなんて。
花のそばに、若い果実(緑色の豆果の鞘)もあれば、熟した果実(こげ茶色の豆果の鞘)もある。 |
今年、青森市で初霜や初氷を観測したのは10月23日だった。
初霜は平年より6日早く、初氷は平年より11日も早いという。
それに続いてどんどん冷え込むということは無かった。
気象庁のデータによると、青森市の11月に入ってからの毎日の平均気温は平年と比べると高目に推移している。
そのせいで、ミヤコグサが「帰り花」しているとなると、他の春の野草たちも「帰り花」していなければならないのだが、今のところそれは見当たらない。
上の写真のように、この時期にミヤコグサが咲き乱れて群生している。
ミヤコグサは、強靭な植物なのか。
ミヤコグサにそっくりで、10月頃まで花を咲かせる野草に、帰化植物のセイヨウミヤコグサがある。
セイヨウミヤコグサは、在来種のミヤコグサよりも背が高くて、花の付きも多い。
葉や茎やガク片に毛が生えているのも、セイヨウミヤコグサの特徴である。
写真の野草には、セイヨウミヤコグサの特徴が見られなかった。
やはり、ミヤコグサの返り咲きなのだろうか。
花を咲かせて、実まで実らせている。
豆果の鞘は、まだ緑色の若いものと、熟したこげ茶色のものとが混在している。
こういうのを見かけると、まったく野草観察は雪が降るまで目が離せないと思う。
そこが草花の面白いところなのだろう。
気象庁のデータによると、青森市の11月に入ってからの毎日の平均気温は平年と比べると高目に推移している。
そのせいで、ミヤコグサが「帰り花」しているとなると、他の春の野草たちも「帰り花」していなければならないのだが、今のところそれは見当たらない。
今を盛りのように、一面に咲いているミヤコグサ。 |
ミヤコグサは、強靭な植物なのか。
ミヤコグサにそっくりで、10月頃まで花を咲かせる野草に、帰化植物のセイヨウミヤコグサがある。
セイヨウミヤコグサは、在来種のミヤコグサよりも背が高くて、花の付きも多い。
葉や茎やガク片に毛が生えているのも、セイヨウミヤコグサの特徴である。
写真の野草には、セイヨウミヤコグサの特徴が見られなかった。
やはり、ミヤコグサの返り咲きなのだろうか。
花を咲かせて、実まで実らせている。
豆果の鞘は、まだ緑色の若いものと、熟したこげ茶色のものとが混在している。
こういうのを見かけると、まったく野草観察は雪が降るまで目が離せないと思う。
そこが草花の面白いところなのだろう。
ミヤコグサの葉。 |