丸く膨らんだサンシュユの花芽

サンシュユの花芽(丸い形)と葉芽(細く先のとがったもの)。
青森市内にある平和公園のサンシュユがすっかり葉を落とした
葉が無くなると、写真で明らかなように、膨らんだ花芽が目立ってくる。
サンシュユの花芽は、褐色の総苞片に守られて、今は静かに眠っている状態である。
この状態を、植物生理学では「休眠」というらしい。

サンシュユの赤く熟した果実。
こうして休眠している花芽は、一定の期間、低温にさらされることで眠りから目を覚まし、開花の準備を始める。
このことを植物生理学では「休眠打破」というらしい。

サンシュユの花芽は、まだ寒いうちに開花の準備を始める。
春が近くなって気温が上昇すると、開花の準備もスピードアップするという。

そして、まだ残雪が見られる公園で、サンシュユの鮮やかな黄色の花が、真っ先に咲く。
桜よりも、ずっと先に咲くのだ。

果実と花芽。
ここ平和公園では、11月初旬から続いていた植栽の雪囲いがほぼ終了。
いつ雪が降っても、いい状態である。

青森市内は、昨日初雪を観測し、今朝、初積雪があった。
平年より16日遅く、去年より14日遅い初積雪で、観測史上では、過去3番目の遅さであるという。
その積雪も、昼近くには消えてしまった。

今月25日発表された気象庁の天気予報では、12月から来年2月までの3カ月間、エルニーニョ現象の影響で西高東低の冬型の気圧配置が続きにくく、南から暖かく湿った空気が入りやすいとのこと。
このため、東北地方では、この冬は、平年より高温で暖冬との予想。

そんな予想を知ってか知らずか、平和公園のサンシュユは、青森の厳冬期に備えてしっかりと身構えている。

果実がまだ残っている。

サンシュユの独特の樹影。

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