濃霧のなかを滑降、北八甲田高田大岳

スタート地点
落枝が多い導入部。


下の行程図にある国道394号線の駐車ポイントからスタート。
スタート地点の標高は、778メートルぐらい。

まだ4月後半なのに残雪が浅い。
歩きはじめの雪の少なさは、この冬の降雪の少なさを物語っている。
ブナの木からの落枝が散乱して、そろそろこのコースもクローズかなという雰囲気。

森の中は静かで、スキー散歩が気持ちいい。
このコースは緩急がはっきりしている。

緩慢な日常から、険しい高みへと歩みを進める八甲田山スキー生活。
しかし、両者は同じこと。
緩慢に見える日常は、険しくて苦労が多かったり。

険しい急斜面は、意外とたいくつだったり。
てなことを頭に思い浮かべながら、恒例の高田大岳詣で
てなことでも頭に思い浮かべなければ、あの急斜面は登れない。

緩い傾斜地の森をゆっくり進むと、広場に出る。
いつもなら残雪をたっぷりと抱えた高田大岳が、前方に雄々しい姿を現すのだが、今日はガスのなか。
晴れた日は、この広場と、ここから見える高田大岳の景観が素晴らしいのだが。
北八甲田山のなかでは、かなりいい景観のひとつと言ってもいい。


本日の行程図(赤色点線:登り、水色線:滑降。行程線はブログ管理人の書き込み)。出典:国土地理院ホームページ。


広場を横切り、沢を渡って高田大岳の南東尾根に取りつく。
登りはだんだん急登になる。
濃いガスのために景色が楽しめないのが残念。
晴れていれば、登るほどに南八甲田の峰々の遠望が楽しめる斜面である。

山頂までは3時間半かかった。
残雪の終点から山頂までの高度差は約10メートル。
ハイマツを漕いで登山道を探し当て、ゆっくりと登頂。
山頂付近は青空だが、下界はガスの中。

祠の石積みの上にアイゼンが片方だけ置いてあった。
忘れたのか、祠への奉納か?
アイゼンをリュックに収納するときは、両方の刃を合わせて仕舞い込むのが一般的。
片方だけ仕舞い忘れるということは考えにくい。

謎のアイゼンを後にして山頂から下りる。
残雪終点でランチしながら霧が晴れるのを待ったが、一向に晴れそうにない。


前方に高田大岳の山麓が見え出した。山頂部にガスがかかっている。


雪の具合は、まあまあのザラメ。
濃霧の尾根から濃霧の沢へ滑り込む。
南八甲田山の展望を楽しみながらの急斜面滑降がいいのだが、霧中遊泳。

周囲の視界が開けてきた頃は、もうだいぶ下に降りていた。
ブナの森で落枝を避けながらボーゲンで下り、あっという間にゴール。
ついさっきまでの、山頂へ続く斜面の、長く急な登りの懐かしさが残るセンチメンタルコース。
一年に一度はここを滑らないと、今の自分を確認できない。
今日は濃霧だった高田大岳南東尾根。


ガスは濃くなったり、薄くなったり。

上方はガスに隠れて見えない。

残雪終点から登ってきた方を振り返る。

山頂方向。

山頂の祠は古くなって壊れかけている。

なぜか片方分のアイゼンが置いてある。

山頂部の上空は青空。

山頂部から尾根を滑降。

ガスが濃厚な沢へ。

ようやく下が見えてきた。

下がるほどに下方の見晴らしが広がる。

斜面上部のガスは晴れない。

山麓の広場から濃霧の高田大岳を振り返る。


■興味のある方は、このブログ内のテレマークスキー記事まとめページへどうぞ

過去7日間の人気記事ベストスリー

日に焼けたら老人性白斑が目立ってきた

童謡「里の秋」の「おせど」とは「お背戸」のことらしいが「お背戸」って何?

おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉

◆過去記事リスト(この文字をクリックすると展開します)

もっと見る

全期間を通しての人気記事10選

大腸ポリープを切除した後の注意点

大腸ポリープ切除手術

マレットフィンガーの発症から完治までの経過

自動車の鍵を全て紛失した場合

マレット指が元の状態に回復して完治

食後にお腹が鳴る(腹鳴)のを解消する方法として「腹式呼吸」を実行

植栽のいろいろな雪囲いの仕方

視界の一部がチラチラ(チカチカ)して、ものが見えにくい・閃輝暗点

私の雪かき道具とその使用方法

日に焼けたら老人性白斑が目立ってきた

スポンサードリンク