ゴミ箱の蓋に付けたステンレス製「あおり止めステー」が壊れたが、簡単に修復できた
ステーを補修。 |
以前に作ったゴミ箱のあおり止めステーが壊れてしまった。
使用頻度は、まだ少ないのに、ずいぶんあっさりと壊れたものだ。
ところで、この「あおり止めステー」とは何か。
ゴミ箱と蓋(ふた)は蝶番で連結してある。
蓋の開閉時に風であおられたりすると、大きい蓋なので人を傷つける恐れがあってとても危険。
油断大敵、風の力は恐ろしいのだ。
そこで、「あおり」を止めるための「止め金具」が必要となる。
これが、あおり止めステーである。
ちなみにステー(stay)とは、支柱のこととか。
今回使ったステーは、ステンレス製で、平棒タイプのもの。
このステーを取り付けた時、取付金具部分が華奢で弱そうだと思ったのだった。
それが、案の定、破損した。
蓋の開閉を繰り返しているうちに、平棒と取付金具をつないでいるピンが、金具から抜けてしまったのだ。
こんなに弱いものなのか。
素人手作りのゴミ箱ゆえに、組み立てた結果、天蓋の木枠と、箱の木枠の位置が微妙にずれてしまった。
ずれた状態の木枠同士に、取付金具を固定したので、開閉するたびにステーに捻じれの力が加わっていたのだろう。
蓋のステー取付部の裏側。 |
あおり止めステーが壊れたのは、品質が劣悪なせいではない。
私の工作技術が劣っていたためである。
とは思っているが、このステーもちょっとチャチっぽい。
複雑なものは壊れやすい。
単純な作りの物のほうが、丈夫である。
そこで、平棒ステーに残っているピン(リベット)をベビーサンダーで削り落とし、ピンの穴をドリルで直径5ミリに拡げた。
その穴へ直径4ミリ長さ25ミリの鉄板ビスを通し、木枠に平棒ステーを直に止めた。
これで修復終了。
簡単な部材を簡単に取り付ける。
簡単な工作物には、これが最強である。
ゴミ箱と蓋に付けたステンレス製「あおり止めステー」は立体的で、ちょっとオシャレだった。
オシャレだったが、意外ともろかった。
もろい部分を捨てて、丈夫な部材だけで再利用。