暑い夏に出会った涼しい色の花、ナミキソウ
愛犬の散歩の途中、道路脇に涼しそうな色の花を見つけた。
茎が四角くて、葉の感じからみてシソ科の野草と思われる。
歩道の縁石と舗装された車道との細い隙間から伸びている。
草丈は20~25センチぐらい。
インターネットでシソ科の植物を調べてみたらナミキソウという名前だった。
漢字表記では「浪来草・波来草」となる。
その名の通り、海浜植物であるという。
見つけた場所は、青森市内の生協松原店の近く。
海岸(陸奥湾)からは1.5キロメートルぐらい離れている。
この付近は、縄文時代に海だった場所で、地面を50~70センチぐらい掘ると砂の層が出てくる場所である。
そんな関係で、この周辺に生えていたナミキソウの種が、アスファルトの隙間に入り込んで発芽したのだろう。
ナミキソウの花は、写真のように青紫色の唇形花。
この写真では、ぼんやりとしてよくわからないが、花の上唇は兜状に膨らんでいる。
広い下唇のアクセントとなっている白い部分は、少し盛り上がっている状態。
葉は対生していて、対になっているそれぞれの葉腋(ようえき)から一個ずつ花をつけ、その2個が同じ方向を向いて咲くのが特徴である。
ちなみに葉腋とは、茎と接する葉の付け根の、内側の部分のこと。
葉は、やや厚めで、短い葉柄がある。
茎が四角くて、葉の感じからみてシソ科の野草と思われる。
歩道の縁石と舗装された車道との細い隙間から伸びている。
草丈は20~25センチぐらい。
インターネットでシソ科の植物を調べてみたらナミキソウという名前だった。
漢字表記では「浪来草・波来草」となる。
その名の通り、海浜植物であるという。
見つけた場所は、青森市内の生協松原店の近く。
海岸(陸奥湾)からは1.5キロメートルぐらい離れている。
この付近は、縄文時代に海だった場所で、地面を50~70センチぐらい掘ると砂の層が出てくる場所である。
そんな関係で、この周辺に生えていたナミキソウの種が、アスファルトの隙間に入り込んで発芽したのだろう。
四角い茎とか葉の感じがシソ科っぽい。 |
この写真では、ぼんやりとしてよくわからないが、花の上唇は兜状に膨らんでいる。
広い下唇のアクセントとなっている白い部分は、少し盛り上がっている状態。
葉は対生していて、対になっているそれぞれの葉腋(ようえき)から一個ずつ花をつけ、その2個が同じ方向を向いて咲くのが特徴である。
ちなみに葉腋とは、茎と接する葉の付け根の、内側の部分のこと。
葉は、やや厚めで、短い葉柄がある。
葉の形は、長楕円形で先端は丸い。
葉の縁には浅い鋸歯がある。
葉の付き方は、シソ科の野草によく見られる十字対生。
今日の青森市内の最高気温は31.5度に達した。
こんな暑い日に、涼しい色の花と出会って、ちょっと気分が爽やかになった。