雨の雛岳登山道と下山後の「みちのく深沢温泉」
雨中のブログ管理人。 |
東京で暮らしている姉が所用で青森に来たので、一緒に北八甲田雛岳の登山道を歩いた。
姉と一緒に山を歩くのは、白神山地の太夫峰以来。
当初は津軽半島の名峰「大倉岳」へ登る予定だったが、雨降りのため中止。
天気予報を見ると、津軽地方よりも上北地方の方が、まだ好天が見込まれる。
雛岳周辺は、上北地方の天候状態に準じることがあるので、雛岳の登山道を歩こうということになった。
「みちのく深沢温泉」冬期出入口。温泉宿は、もうすっかり冬支度。 |
箒場の公共駐車場に建っているトイレは、工事中で使えず。
知り合いの茶店でトイレのお借りしてからの出発となった。
歩きはじめは小雨状態。
強風が森を揺らしている。
雛岳山麓の紅葉は、ほとんど終了。
ブナの木は、葉を落として黒い裸木になっていた。
春スキーの時期は、毎年2~3回は残雪の雛岳に登っている。
距離は短いが、急斜面が素晴らしい山である。
でも夏道を歩くのは20年ぶりぐらい。
真新しい案内標識が2カ所に立っていたが、微妙に分かりづらく、ちょっと戸惑った。
古い案内標識の丸太杭が残っていたので、それを頼りに歩いた。
平坦な道の途中で小沢を2カ所越える。
2本目の沢を渡ってちょっと歩くと、だんだんに登りの斜度が増してくる。
そのあたりで、いつのまにか強風がおさまっているのに気がついた。
1時間ぐらい歩いたろうか。
標高差140メートルぐらい登った地点で雨が本降りに。
自然木の香りが漂う薪小屋を通って宿のエントランス?へ。この場所を通るだけで心が和む。 |
なので、迷わず即退散。
午前中は大降りにならないと思っていたのだが、雨は強く降ったり弱くなったりの繰り返し。
今回は、上北地方の好天が雛岳まで届かなかったのか、それとも予報がはずれて上北地方も雨降りだったのか。
私は、撥水機能が衰えた古いマウンテンパーカを着ていたので雨水が染み込む。
それが下着に染み込みそうになった頃、駐車場に到着。
山麓の茶店で休憩。
温かいコーヒーを2杯ずつ飲んでから温泉に向かった。
温泉は、いつも利用している「みちのく深沢温泉」。
ここのお湯がお気に入りなのだ。
泉質は、硫酸塩泉。
鉄分も含まれているようで、スッキリした湯上り感が気持ちいい。
平日で雨降りのせいか入浴客は私たちだけ。
男湯も女湯も貸切状態だった。
温泉宿の建物は、秘湯系の鄙びた雰囲気。
これも私の好み。
鄙びた温泉ファンの姉も喜んでくれた。
雛岳に登頂できなかったものの、久しぶりに温泉でのんびり出来た。
山は、登山道とか、森とか、樹木とか、温泉とか、薪ストーブとか、そういう「もの」に癒される場所であるとつくづく感じた。
雨降りの雛岳登山道から「みちのく深沢温泉」へ。
街のなかでは味わえない「もの」、人には無い「もの」が、山にはたくさんある。
その「もの」達と、いつのまにか心地よく対話している自分がいる。
気持ちのいいお湯につかりながら、そう感じたしだい。
この感想も、温泉との対話から授かったものなのでしょう。
私は、撥水機能が衰えた古いマウンテンパーカを着ていたので雨水が染み込む。
それが下着に染み込みそうになった頃、駐車場に到着。
山麓の茶店で休憩。
温かいコーヒーを2杯ずつ飲んでから温泉に向かった。
温泉宿入口。ガラス戸に「風呂入口」の文字。いかにも山ふう。 |
温泉は、いつも利用している「みちのく深沢温泉」。
ここのお湯がお気に入りなのだ。
泉質は、硫酸塩泉。
鉄分も含まれているようで、スッキリした湯上り感が気持ちいい。
平日で雨降りのせいか入浴客は私たちだけ。
男湯も女湯も貸切状態だった。
温泉宿の建物は、秘湯系の鄙びた雰囲気。
これも私の好み。
鄙びた温泉ファンの姉も喜んでくれた。
雛岳に登頂できなかったものの、久しぶりに温泉でのんびり出来た。
山は、登山道とか、森とか、樹木とか、温泉とか、薪ストーブとか、そういう「もの」に癒される場所であるとつくづく感じた。
雨降りの雛岳登山道から「みちのく深沢温泉」へ。
街のなかでは味わえない「もの」、人には無い「もの」が、山にはたくさんある。
その「もの」達と、いつのまにか心地よく対話している自分がいる。
気持ちのいいお湯につかりながら、そう感じたしだい。
この感想も、温泉との対話から授かったものなのでしょう。
みちのく深沢温泉のホール?ロビー?休憩所。写真右側下が大型薪ストーブ。左側下が皮抜き作業中の「干し柿」。
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