雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

青森市の新城に一周40分ぐらいの心地よい森の中の散歩コースがあった

「森の広場」利用案内の看板。


青森競輪場へ行く途中に、「青森市森の広場」という施設がある。
所在地は、青森市新城平岡。
管理者は、青森市教育委員会事務局文化スポーツ振興課となっている。

青森市の三内から「つくしが丘病院」の前を通って、青森競輪場の方へ向かう道は、坂道の頂上付近で右に大きくカーブしている。
このカーブは、岩渡方面に下りる道の分岐にもなっている。
カーブの50メートルぐらい手前、カーブに向かって右側に、青く塗られた鉄の大きなゲートがある。
左上の写真が、そのゲートの横に掲げられた看板。
看板には「ここには、多目的広場、ゲートボール場、ログハウス及び散策路等があります。お気軽にご利用ください。」とある。
この他、入場の際の注意事項や、開設期間や開設時間が記されてある。


施設入り口の大きなゲート。


看板によると、この施設の開設期間は、5月1日から10月31日までで、無休とのこと。
開設時間は、午前8時30分から午後5時00分まで。
看板の「お気軽にご利用ください。」という文句に誘われて、ゲートをくぐって中に入った


バス停があって、市バスの運行時間が記入されてある。


中には、乗用車50台ぐらいが駐車できそうな舗装された広い駐車場がある。
未舗装の場所も合わせると、100台近くは駐車できそうである。
駐車場の奥には、ログハウス仕立ての立派な建物があって、施設管理事務所と休憩室兼学習室みたいな部屋があった。
障害者用のトイレも、この建物の中にある。


駐車場前の施設の案内看板。


「青森市森の広場」の主な施設は、以下の通りである。
  1. 多目的広場1面(バックネット付、11,500平方メートル)
  2. ゲートボール場3面(2,900平方メートル)
  3. 遊歩道
  4. 管理事務所
  5. 駐車場(100台)
駐車場前の案内看板は、老朽化しており文字も図も判読し難い状態。
ログハウスの中に、プリントされた大きなパネルの案内図があるので、散策路に入る前に、その案内パネルを参照すればコース全体の概観をつかみやすい。


丘の上の東屋までの遊歩道。


青森の市街地とむつ湾が展望できる。


緩い傾斜の遊歩道を登りきったところに東屋がある。


散策路。


散策路は、乗用車一台分の幅がある。
施設を管理する作業車用道路を兼ねているので、この広さなのだ。
刈り込まれた草地の道で、歩くと柔らかくて心地よい。

道全般、緩やかな傾斜なので高齢者にも優しい散策路である。
深い森に囲まれた草地の散策路。
他には無いロケーションではないだろうか。

午後二時頃、愛犬の散歩がてら散策したのだが、森の中なので木陰が豊富でとても涼しかった。
夏場の納涼散歩に最適なコースである。
ヤブ蚊がいるので、蚊にさされやすい方は、蚊取り線香を持参した方がいいかもしれない。

作業車道をゆっくり歩いて一周約40分ぐらいの行程である。
作業車道から派生している細い遊歩道もあるので、全部を歩き潰したら一時間ちょっとぐらいはかかるかもしれない。


森に囲まれた散策路。道端に広場があったりして家族連れのピクニックにも良さそうである。


丸太を横たえたベンチ?


愛犬も心地良さそう。


沼が見えた。


沼が見える場所を過ぎると緩い下りになる。


芝生広場を横切る道路の傍らで紫陽花が満開。


広い多目的広場。


一周して多目的広場に戻ってきた。
広場の木陰で休憩。
森が濃いので、木陰も濃い。

しかし、こうして眺めてみると、なかなか不思議な地形ではないか。
深い森のなかに広大な平地。
どうしてこんな地形ができたのだろう。
谷を埋め立てでもしない限り、こんな平地はできないのではないだろうか。

それはともかく。
今日は、散策者が私たちの他にはいなかった。
あまり利用されていない施設のようだった。
だいいち、そんなに市民に知られていないし。
まあそのおかげで、愛犬と散歩を楽しむことができた。
十和田市の高森山総合運動公園のように、「ペット入場禁止」の看板もなかった。
心地よい森の中の散歩コースであった。

このコースは、青森競輪場に隣接しているので、散策路途中で競輪場のアナウンスが響き渡る箇所がある。
そういうのが苦手な方には、このコースは向いていないかもしれません。


トイレ。掃除が行き届いていてきれいだが水洗ではない。


駐車場の奥の芝生。ここが谷の奥?


施設管理事務所などがあるログハウス風建物。


施設の案内パネル。


お勉強パネルもあるよ。


水飲み場。
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