道の駅「おがわら湖・湖遊館」のレストラン「ポロトピア」のしじみラーメン
国道8号線、道の駅の道路標識。 |
訪れるたびに、広い駐車場は混雑状態だ。
今日は買い物がてら、ここのレストランの「ポロトピア」で昼食の予定。
ちょうどお昼時だったので、レストランは席待ちの行列ができていた。
- まず、受付のカウンターのノートに名前を記入する。
- そのあと、近くに置いてあるソファーで待機。
- 15分ほど経ってから名前を呼ばれる。
- 名前を呼ばれてからカウンターの女性に注文を告げ、指定されたテーブルに着席。
- さらに15分ほど待って、注文のラーメンがサービスワゴンに乗って席に運ばれる。
カウンターの女性は明るい表情で、給仕の女性も丁寧な仕事ぶり。
なかなか感じの良い食堂風レストランである。
注文したのは、ここの人気メニューだというしじみラーメン。
人気メニューだけあって、しじみラーメンを食べているお客さんが多かった。
しじみラーメンと言えば、十三湖にあるドライブイン和歌山のしじみラーメンが有名だ。
ドライブイン和歌山では、しじみラーメンの「元祖宣言」をしていらっしゃる。
十三湖・和歌山のしじみラーメンが、しじみラーメンの西の横綱だとすれば、小川原湖・ポロトピアのしじみラーメンは東の横綱。
しじみラーメンと銘打たれたもののなかには、普通のラーメンにしじみを入れただけの「しじみ入ラーメン」もあるから要注意である。
まるで、味噌汁の中にラーメンを入れて、味噌ラーメンと銘打っているようなもの。
が、上記両者は、本格的なしじみラーメン。
しじみのスープにラーメンの麺がよく合っていて違和感がない。
しじみラーメンの美味しさの秘密はスープにある。
普通のラーメンの脂分の多いスープでは、クセの強いしじみとは合わない。
かと言って、まったく脂分を抜いたスープでは、コクが無く、味気なく、ラーメンを食べたという満足感が無い。
次に麺。
麺があまりにも自己主張しすぎると、しじみスープの味が反発して、調和のとれていないラーメンになってしまう。
しじみスープの旨味を吸い取ることで、その存在感を示す麺でなければならないと、素人ながら思っている。
そこんとこのバランスをうまくとっているのが両横綱のしじみラーメン。
そこで、両横綱を私の好みで比較すると以下のようになる。
- 十三湖しじみラーメンは濃厚出汁でしじみの旨味が濃い。
- スープのコクと、麺のキレ具合がうまくマッチしている。
- しじみの他、ゆで玉子(1/2スライス)、メンマ、ネギ、ワカメ入り。
- 麺は中細縮れ麺。
- 昆布だし系。
- しじみ貝の殻入れ無し。
- クセのないあっさり味。
- スープがしじみ臭くない。
- ワカメが美味しかった。
- しじみの他、ネギ、ワカメ、ナルト入り。
- 麺は細麺で若干ウェーブしている。
- 塩味系。
- しじみ貝の殻入れ有り。
では、どちらが好きかと尋ねられれば、濃厚味好きな津軽人としては、十三湖のドライブイン和歌山のしじみラーメンが好きということになる※。
やっぱりスープのしじみ味が濃厚だった。
麺は茹で加減が良くなかったのか、若干もたつきぎみだったのが残念。