雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

道の駅「おがわら湖・湖遊館」のレストラン「ポロトピア」のしじみラーメン

国道8号線、道の駅の道路標識。

青森県上北郡東北町にある道の駅「おがわら湖・湖遊館」は、県南地方の農産物が豊富で、それを低価格で販売しているのが評判となっている。
訪れるたびに、広い駐車場は混雑状態だ。

今日は買い物がてら、ここのレストランの「ポロトピア」で昼食の予定。
ちょうどお昼時だったので、レストランは席待ちの行列ができていた。
  1. まず、受付のカウンターのノートに名前を記入する。
  2. そのあと、近くに置いてあるソファーで待機。
  3. 15分ほど経ってから名前を呼ばれる。
  4. 名前を呼ばれてからカウンターの女性に注文を告げ、指定されたテーブルに着席。
  5. さらに15分ほど待って、注文のラーメンがサービスワゴンに乗って席に運ばれる。
7~8人の席待ちで、だいたいこんなペースであった。
カウンターの女性は明るい表情で、給仕の女性も丁寧な仕事ぶり。
なかなか感じの良い食堂風レストランである。

注文したのは、ここの人気メニューだというしじみラーメン。
人気メニューだけあって、しじみラーメンを食べているお客さんが多かった。

しじみラーメンと言えば、十三湖にあるドライブイン和歌山のしじみラーメンが有名だ。
ドライブイン和歌山では、しじみラーメンの「元祖宣言」をしていらっしゃる。

十三湖・和歌山のしじみラーメンが、しじみラーメンの西の横綱だとすれば、小川原湖・ポロトピアのしじみラーメンは東の横綱。

しじみラーメンと銘打たれたもののなかには、普通のラーメンにしじみを入れただけの「しじみ入ラーメン」もあるから要注意である。
まるで、味噌汁の中にラーメンを入れて、味噌ラーメンと銘打っているようなもの。

が、上記両者は、本格的なしじみラーメン。
しじみのスープにラーメンの麺がよく合っていて違和感がない。

しじみラーメンの美味しさの秘密はスープにある。
普通のラーメンの脂分の多いスープでは、クセの強いしじみとは合わない。
かと言って、まったく脂分を抜いたスープでは、コクが無く、味気なく、ラーメンを食べたという満足感が無い。

次に麺。
麺があまりにも自己主張しすぎると、しじみスープの味が反発して、調和のとれていないラーメンになってしまう。
しじみスープの旨味を吸い取ることで、その存在感を示す麺でなければならないと、素人ながら思っている。

そこんとこのバランスをうまくとっているのが両横綱のしじみラーメン。
そこで、両横綱を私の好みで比較すると以下のようになる。
  1. 十三湖しじみラーメンは濃厚出汁でしじみの旨味が濃い。
  2. スープのコクと、麺のキレ具合がうまくマッチしている。
  3. しじみの他、ゆで玉子(1/2スライス)、メンマ、ネギ、ワカメ入り。
  4. 麺は中細縮れ麺。
  5. 昆布だし系。
  6. しじみ貝の殻入れ無し。
一方、小川原湖しじみラーメンはというと。
  1. クセのないあっさり味。
  2. スープがしじみ臭くない。
  3. ワカメが美味しかった。
  4. しじみの他、ネギ、ワカメ、ナルト入り。
  5. 麺は細麺で若干ウェーブしている。
  6. 塩味系。
  7. しじみ貝の殻入れ有り。
というのが、私の大体の感想。

では、どちらが好きかと尋ねられれば、濃厚味好きな津軽人としては、十三湖のドライブイン和歌山のしじみラーメンが好きということになる
(※これはあくまでも私個人の感想で、味の優劣を示すものではございません。)


特製しじみラーメン。大きめのシジミが入って、1200円。


しじみラーメン(普通)、700円。シジミがちっちゃい。


下の写真は、翌々週の日曜日である5月20日に十三湖へ行った時、立ち寄ったドライブイン和歌山のしじみラーメン(普通)。

やっぱりスープのしじみ味が濃厚だった。
麺は茹で加減が良くなかったのか、若干もたつきぎみだったのが残念。



Next Post Previous Post

広告