地面に貼り付いている紫色の小さな花「キランソウ」

シソ科の小さな花、キランソウ。


色鮮やかで愛らしい花だが、見落としてしまいそうなぐらいに小さい。

愛犬の散歩で平和公園を歩いたら、地面に貼り付くように咲いている小さな花を見つけた。
地面を踏もうとした足に何かを感じて、慌ててあげてよく見たら花が咲いていたというのが、この花を見つけた瞬間。

しゃがみこんでよく見たら、紫色の唇形花が多数咲いている。
地面すれすれの、ひそかな賑わい。
葉の長さは3~4センチぐらい。
葉は、基部が細めで、先端に近づくほど広くなっている。
長短の毛が、かなりの高密度で、葉から生えている。


キランソウの葉。表面に長短の毛がある。葉の裏にも毛がある。


なんとなくシソ科っぽい雰囲気。
シソ科の植物は、そういう独特の雰囲気を持っている。
どこがどうとは具体的に言えないが、どことなくシソに似ているのだ。

それで、インターネットの草花図鑑で調べてみたら、やっぱりシソ科の草だった。
キランソウという名の多年草。

他のシソ科の植物と違って、かなり小さい。
地面に近い葉は、ロゼット(根生葉)している。
茎は、短い。
それに丸い。
シソ科の植物は、茎の断面が四角いものが多いのだが。
キランソウの茎は触った感じが丸いのだ。

なんでこんなに地べたにへばり付いているのだろう。
ヒメオドリコソウとかニホンハッカとかナギナタコウジュとか。
私が知っているシソ科の植物は、空に向かって茎を伸ばしているのに。

たぶんキランソウの葉は、枯れずに雪の下で冬を過ごしているのだろう。
そのためのロゼットなのだ。
タンポポやオオバコと一緒に、雪の下のロゼット村でメルヘンしていたのだ。


赤丸で囲んであるのは、ソメイヨシノの花茎(ガク付き)。キランソウがいかに小さいかがわかる。


足元を見回すと、一箇所に5~10株のグループがあちこちに点在している。
一旦目にすると、よく目につくものだ。

葉っぱや茎を見ていたら、キランソウが地面に貼り付いている訳がわかった。
キランソウが地べたすれすれで生きているのは、茎が直立していないせいである。
これでは強風が吹いても茎が折れることがない。
小さな植物の戦略。

ひょっとしたらランナーで勢力を広げているのか?
調べてみたら、茎の節から根を伸ばしているとか。
いや、根は伸ばしていないとか。
ネットに、様々な意見があった。

鉢植えでもして、じっくり調べている方はおらんのかいな。
と、人まかせな公園の散歩人。

平和公園のキランソウが咲いている場所にはメタセコイア(アケボノスギ)の大きな木がどっしりと根を下ろしている。
その根本に点在しているキランソウのグループ。

メタセコイヤの樹高は20メートル近い。
それに比べてキランソウの背丈は、5~8センチ。

メタセコイヤはひたすら高く高く。
キランソウは、なるべく低く低く。
でも、面白いことにキランソウの花は、1ミリでも上へと咲き競っているように見える。
ドングリならぬ、キランソウの背くらべ。


雛鳥みたいに、空に向かって口を開けているキランソウの花。

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