津軽半島中泊町の「不動の滝」への遊歩道が、土砂崩れのために通行不能だった

【滝ノ沢ふるさと砂防ランドの看板。】


私の知っている限りでは、津軽半島にふたつの「不動の滝」がある。
五所川原市飯詰の「不動の滝・不動滝」。
中泊町中里の「不動の滝」。

「不動の滝・不動滝」という名の滝は、全国に多くあるらしい。
ご近所では、岩手県八幡平市にある「不動の滝」。
昔の修験者の道場だったと伝えられている。
滝の左岸に不動明王が安置されているという。

全国の「不動の滝・不動滝」も、不動明王がその名の由来になっている滝が多いとのこと。
かつての「行場(ぎょうば)」だった滝が多いとか。
はたして、津軽半島の「不動の滝・不動滝」はどうなのだろう。
津軽山地を闊歩した修験者の滝だったのだろうか。
【※行場とは、修験道の修行道場】

今日は愛犬の散歩がてら、中里の「不動の滝」見物にでかけた。
が、残念ながら滝の手前100メートルぐらいのところで土砂崩れが発生していた。
そのため、遊歩道が通行不能になっていた。

狭いV字峡谷の奥にある滝なので、滝に近づくほど谷は険しくなっている。
そのせいで、滝に近づくほど土砂崩れの痕跡が目立っている。

この谷は、土砂崩れが常に発生しているような地形である。
こんな場所に遊歩道を作って観光客を呼び込んでよいものだろうかと、私的には心配になるような峡谷である。

ところどころに「落石危険」の看板が立っている。
「転落危険」の看板も見える。

遊歩道入口の看板には、「危険箇所もあるので、自己責任で行動して下さい」というような意味合いの注意書きが記されている。
たしかに命がけの修験者なら「自己責任」で通じると思うが、老若男女の観光客ではどうなのだろう。

遊歩道は、スタートから行程の三分の一ちょっとは、「深谷沢」の右岸に設けられている。
途中で沢を越えてから遊歩道は沢の左岸に替わる。

道が左岸に替わったあたりから谷が急峻になる。
沢から15メートルぐらい上がった山肌についている遊歩道を歩くことになる。
「深谷沢」は中里川の支流(枝沢)で、この沢の名が谷の険しさを示している。

幅1メートルぐらいの平坦な遊歩道は、よく整備されている。
滝までは、1kmちょっとで、片道徒歩20分~30分の行程である。

よく整備された遊歩道ではあるが、行程のあちこちに土砂崩れの痕跡がある。
大雨の翌日などの入山は、やめたほうが良いと思う。

「不動の滝」への遊歩道入口周辺は、「滝ノ沢ふるさと砂防愛ランド」という親水公園になっている。
小規模ながら、キャンプ場もある。

ホタルの名所になっていて、夏には中泊町主催の「ホタルまつり」が開催されているとか。
ここでホタルを見たら楽しいだろうなという雰囲気漂う「森のやぐら」もある。

訪れる人があまりいないのか、親水エリアである「せせらぎ広場」は雑草に埋もれていた。
大都市の近くにこんな場所があったら賑わうのだろうが、津軽半島の山の中じゃ遊びに来る人も少ないのだろう。

でも、静寂を求めるキャンパーには最高かもしれない。
そういえば津軽半島には、静寂を求めるキャンパー向けのキャンプ場がたくさんある。


【案內看板。】


【「森のやぐら」。】


【「森のやぐら」を見上げる。】


【「森のやぐら」の通路兼ベランダ?】


【「森のやぐら」のステージから通路を撮る。】


【「滝ノ沢ふるさと砂防愛ランド」の管理棟。】


【炊事棟。写真の右側がテントサイト。】


【青森ヒバの木の枝に猿くん。】


【「ホタルの一生」の看板。】


【「不動の滝」の案內看板。】


【堰堤の下の芝生広場。】


【「不動の滝」遊歩道の入口。】


【遊歩道の様子。距離表示看板はこまめに立っている。】


【土砂崩れで通行不能。】


【樹間からちょっぴり滝が見える。その滝を撮ったはずだが、この写真では見えない。下手くそ(自分)。】

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