2019/04/20

今シーズンの初スキーは、城ヶ倉大橋駐車場から逆川岳・横岳稜線へスキーハイキング

城ヶ倉大橋の南側駐車場から、小高い丘に上がる。

今日の逆川岳スキーハイキングが、今シーズン(2018年冬~2019年春)初めてのスキーとなった。
例年にくらべて、まったく遅いスタートである。

「ま、歳だからね」などと、独り言。

重い足で丘を三メートルほど登り、平坦になった場所でスキーをつけて、ブナの森のなかへ。
国道側に落ちているやや急な斜面を、南方向に斜登高していくと深い沢にぶつかる。

沢に沿って尾根を目指して登る。
15分~20分ほど進むと、下の写真の場所に出た。

この尾根の城ヶ倉渓谷側は断崖になっていて、雪庇が張り出している。
断崖ギリギリに近づくと、雪庇が崩れそうなので危険である。

見晴らしが良いので、「城ヶ倉渓谷展望所」になっている。
北八甲田も見渡せる良い場所だ。
ここまでの所要時間は、30分~40分ぐらい。

初回なので、ここで景色を楽しんで、弁当を食べて引き返しても良いのだが、お昼にはまだ早い。

城ヶ倉渓谷の断崖を見下ろす。奥に北八甲田連峰が見える。

この時期の、逆川岳の山腹ではおなじみの、ツキノワグマの足跡。

上の写真は、ツキノワグマの足跡。
クマの足跡を見ても引き返さないのは、「まさか、出くわすはずはないさ」という安易な予測から。
ここ3~4年、クマの足跡はちょくちょく見かけているが、まだ出会っていない。
もちろん、出会いたくもない。

ゆるい傾斜のブナの森を登る。

後ろを振り返って、沖上(おきあげ)方面を見下ろしている。

横岳の稜線が姿をあらわすと、山はアオモリトドマツ帯に変わる。

逆川岳から横岳へのびている稜線から北八甲田連峰を眺める。

上の写真の平原は、「くの字湿原」とか「バナナ湿原」とか呼ばれているところ。
無雪期に登ると、逆川岳稜線は「湿原稜線」であることがよくわかる。
暑い夏には、湿原の草原から吹いてくる涼しい風が心地よい。

四季を通して、ここから望む北八甲田の景色がすばらしい。
まだ残雪は、たっぷりとある。
白い雪の斜面が、オイデオイデしている。

逆川岳から横岳へのびている長い稜線は、傾斜が緩くて広々としている。
ここは、北八甲田と南八甲田を一望できる素敵な場所である。

スキー初日の山行にこの山を選んだのは、傾斜が緩くて、見晴らしが良いからだ。
横岳山頂に背を向けて、スコップで雪を掘り、休憩場所を作ってランチタイム。
掘り出した雪塊で風除けを作って、快適に過ごした。

お天気が良いので、のんびりできる。
八甲田でのんびりするなら、この山がおすすめである。
こんなになだらかな稜線の広場を見ていると、この場所から離れがたくなる。

北八甲田や南八甲田を滑った思い出を、眺める場所でもあるのだ。
年寄りは、思い出が好きだからね。

ゆっくり休んでから、帰路についた。
雪質は、最高のザラメ。
稜線部は、フィルムクラスト。

ゆっくりし過ぎたせいか、緩斜面で二回コケてしもた。


稜線から、南八甲田の最高峰、櫛ヶ峰を眺める。

緩やかな稜線。