道端の街路樹の根元に群生していた微小な花、ヌカイトナデシコ
ヌカイトナデシコの花。 |
愛犬の散歩で見つけた花。
ものすごく小さな花で、以前から気になっていたのだった。
今日、名前を知ることができて、気分がスッキリ。
花の直径は3~4ミリぐらい。
草丈は、10~20センチ。
細い葉が茎の節(ふし)を抱くように対生している。
葉も細いが、茎は更に細くて糸のよう。
インターネットで調べたら、ヌカイトナデシコという一年草だった。
所属は、ナデシコ科カスミソウ属。
ヨーロッパ原産の帰化植物であるという。
ヌカイトカスミソウやワイセイカスミソウという別名がある。
開花時期は6月から9月でけっこう長い。
なかなか謙虚な帰化植物で、目立たずにひっそりと咲いている。
態度がでかい帰化植物が多いなかで、ヌカイトナデシコちゃんなら、まあ許せるかなてな感じの草である。
「1997年の神奈川県横浜市での記録が初めて」とウィキペディアにあるから、まだ新しい帰化植物であるらしい。
私の「山渓カラー名鑑・日本の野草」には載っていない。
私が持っている版は、1996年10月発行だから、載っていないのは当然か。
果実は蒴果(さくか)とのことだが、花から想像して、かなり微小な果実であろうから、肉眼での観察は無理かな。
特に老眼では、無理無理。
群生。 |
早朝なので、花は開いていない。 |