雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

下折紙沢の滝とヒバめぐり

下折紙沢の標高103mにある小滝。


小雨交じりの空の下、青森市にある東滝沢山(滝沢山地)の下折紙沢沿いを散策。
小雨模様のお天気は、だんだん良くなって、正午ごろには青空が広がった。

標高110mあたりにある下折紙沢の林道の分岐を、神堤山方向に登った。
地獄沢が林道と交差する地点(標高155m)まで登って、一休み。
地獄沢の広場で、エノキタケとヤマブドウの実を発見。

ヤマブドウの実は、ほとんどがつぶれかけていたが、腐ってはいなかった。
良さそうなのを一粒口に入れたら、ほんのりとした甘みと少しの酸味。

このあたりにはツキノワグマがいないのだろうか。
足元にはたくさんの実がついたヤマブドウの房が散乱していた。
カモシカも、この美味しいヤマブドウを食べないのか。
サルはいないのだろうか。
などと思っていたら、待望の青空が雲の合間に見えだした。

来た道をちょっと下って、林道からヒバの林の中へ下ると、地獄沢の滝がふたつ。
「上の滝」と「下の滝」と私が勝手に呼んでいる滝である。
しばらく滝見物。
ヒバの森の中を流れる滝の、あいかわらずの清々しさ。
滝見物のあとは、下りながらヒバの大木を見物。

下折紙沢の林道にもどって、広場で昼食。
すっかり青空が広がったので、のんびりできた。

帰りは、林道から離れ、下折紙沢沿いの森の中を歩いて、渓流をみたり滝を見たり。
温かい青空の下で、初冬の静かな山歩きを楽しんだ。


地獄沢で見つけたエノキタケ(上の黄色いやつ)とヤマブドウ。

地獄沢上の滝(落差15mぐらい)。

地獄沢下の滝(落差6mぐらい)。

大きなヒバ。

ツイストしているヒバ。

ヒバの赤い樹皮に陽が射して。

ヒバ越しに下折紙沢の渓流を眺める。

標高97m(落下地点)あたりで、下折紙沢に落ちている二段の滝(落差18mぐらい)。支流から下折紙沢本流に落下している直瀑型の滝である。この滝に名前は無いが、名瀑であると思う。ただ、写真が下手なので名瀑に見えないのが残念。一眼レフで撮れば、もうちょっとそれっぽく見えるのだが。でも、極端なスローシャッターで撮る滝の写真は、あまり好きく無い。

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