2021/07/17

総状花序に白い蝶形の小花を密に咲かせるシロバナシナガワハギ

総状花序。


この時期、滝沢の平沢橋の下の林道付近では、シロバナシナガワハギの群生を見ることができる。
草丈が2mぐらいのシロバナシナガワハギが密集して生え、白い小さな花を一斉に咲かせている。

滝沢の平沢エリアとか上折紙沢エリアの尾根散歩に出かけるときに通る道の傍らで咲いているので、ワサワサと白い小花たちの歓迎を受ける。
白い小花は、マメ科の植物特有の蝶形。
葉は三出複葉。

葉が羽状複葉とか三出複葉で、花が蝶形なら限りなくマメ科の植物っぽい。
それに、この野草全体にハギの雰囲気が漂っている。

なので同定は簡単と、「ハギ 白い小花」というキーワードで検索したら、シロハギとかいろいろ出る中で、シロバナシナガワハギも検索10位以内で登場していた。

山で花を見つけて写真におさめ、家に帰ってからインターネットでその野草の名前を調べる。
下山して家に帰ってからも、まだ山の楽しみが続いているのだ。

シロバナシナガワハギの名前は、五年ぐらい前から知っていたのだが、このあたりは風が強くて、なかなか写真を撮る機会がなかった。
それが今日やっと実現したので、記事にした次第。

小花と書いたが、花の長さは萼も含めて4mmから5mmぐらいだった。
花の姿は総状花序で、下から上へ花が咲いている。
花には屈曲した短い花柄がある。

葉っぱも花も、ハギっぽい雰囲気を持っているがハギ属ではないとのこと。
マメ科のシナガワハギ属のお仲間である。
日本の風景に馴染んでいるように見えるが、実は中央アジア原産の帰化植物。
お仲間のシナガワハギも帰化植物。

シナガワハギは黄色い花で、海岸の近くに多く生息しているとのこと。
シロバナシナガワハギよりも草丈が低いという。
滝沢の山でシナガワハギにお目にかかることはなさそうだ。


シロバナシナガワハギの群生。超密集状態。

葉と花。小葉の形は、長楕円形。

愛らしい花。

蝶形の小花。

葉は三出複葉で互生。

茎と葉。小葉に鋸歯がある。

青空とシロバナシナガワハギの藪。