2022/04/02

左脚のご機嫌をうかがいながら北八甲田大岳参り

スタート地点。左手の建物は酸ヶ湯温泉の旅館。画面中央の山が大岳(1523m)。

滝沢山地の雪どけが進んで、スキーで歩ける場所が無くなってきた。
もっと行きたい峰々があったのだが、脚を痛めている間に季節は過ぎてしまった。

これからは、まだ雪がたっぷり残っている八甲田スキー散歩。
酸ヶ湯へ向かう途中、すれ違ったクルマは、ほとんど屋根に雪を積んでいる。
八甲田では、夜にまとまった雪が降ったようだ。

今日は、左脚の肉離れの後、私にしては初めてのロングコース。
体力テストを兼ねて、酸ヶ湯から大岳をめざした。

固い雪面に昨夜の降雪が8cmぐらい積もっていて、林間は歩きやすかった。
ゆっくり歩いたので地獄湯ノ沢まで一時間かかった。

地獄湯ノ沢を登り詰めるにしたがって、下の方から吹き上げてくる風が強くなった。
源頭が近づくと雪面が凍ってガリガリに。
大岳へは登山道沿いの斜面を登ろうとしたが、登るほどにガリガリが強くなった。
急斜面ではシールが効かずスリップを繰り返すしまつ。

今日はロングコースの試運転だから無理は禁物。
そう思って、高度1400mあたりでキリをつけた。
ガリガリ面は避けて、昨夜の新雪面を選んで滑ったら、なんとかターンできた。
昨夜の新雪が、ちょっと重めのパウダーになっている。

仙人岱避難小屋の通常の入口は雪に埋まって使えない。
東壁の高い位置に冬季用の出入り口があるが、狭いうえに、梯子の上り下りがあるので面倒くさい。
小屋のそばの風が当たらない場所で昼食をとった。

小屋から北東方向に歩くと、1338ピークがある。
そのピークから地獄湯ノ沢沿いに滑れないものかと行ってみたが、その斜面(西側)はアオモリトドマツが密生していて滑れない。

1338ピークは初登頂だ。
仙人岱向きの東側が無立木のなだらかな斜面になっている。

1338ピークから八甲田大岳を拝んで帰る。
1338ピークは、大岳へ登れない人の大岳遥拝所である。

1338ピークを東方向へちょっと滑ってから、硫黄コースへ合流した。
硫黄コースは、まだ吹き溜まりの山が崩れてなくて、雪面はガリガリ。
横滑り・斜滑降・キックターンを駆使して慎重に滑った。

地獄湯ノ沢を過ぎて酸ヶ湯までの林間緩斜面は、重めのパウダーだったが快適だった。
左脚の調子も快適。
無理をしなければ、これから残雪の八甲田のいろんなところへ行けるなあと思った。

最後に、今日の大岳山行での「ジオグラフィカ」が出した集計をまとめておこう。
歩いた距離は、7.3キロ。
歩行時間は、休憩も含めて5時間。
最高高度は、1427m。
累計高度は585mだった。
累計高度とは、アップダウンを繰り返して登った行程のうち、アップ部分を足したもの。
消費カロリーは、1107Kcal。
このように、自分の行動の一部が数値的にわかるというのは面白い。

ちなみに、今日の最高速度は24Km/hだとさ。
案外タラタラ滑っていたんだね。

地獄湯ノ沢は風の通り道。雪がガリガリに凍っている。

強風地帯。地獄湯ノ沢の源頭から大岳を眺める。

源頭から岩木山を眺める。

大岳をめざすが、風が強い。雪面はガリガリ。


硫黄岳方面を眺める。奥に南八甲田の山々が連なっている。

最終到達地点(1427m)から高田大岳(左)と小岳(右)を眺める。

仙人岱避難小屋。無雪期の入口は雪に埋まっている。

仙人岱避難小屋近くの1338ピーク。

1338ピークをちょっと下りたところから南八甲田方面を眺める。