2022/04/01

サンシュユの蕾の色はウクライナカラー

2月28日のサンシュユの冬の花芽。しっかりと総苞片に守られている。

青森市内はこのところ温かい日が続いている。
そろそろだなと思って平和公園へ行くと、サンシュユの総苞片が開き始めていた。
黄色い蕾が顔を出している。
「お、ウクライナカラーだな」と思った。

このブログの過去記事を読むと、2017年の年の3月2日に、サンシュユの蕾が顔を出していたので、今年は遅い。
それとも、2017年の蕾が早かったのか。

2017年の頃は、愛犬はまだ元気だった。
元気なリリーとともに残雪の上を歩いて、サンシュユの黄色い花を見に行ったものだった。

2017年頃のウクライナはどうだったのだろう。

ロシアによる「クリミア半島併合」が2014年だという。
その頃は、ニュースは耳にしていたが、こんな戦争に発展するとは思いもしなかった。
津軽のホンズナシ(分別無し)はそうだったが、ウクライナの国民はもっと敏感だったことだろう。

NATOが、いまから25年前の1997年頃に東方拡大を推し進めていたことに、ロシアは脅威を感じていたという。
ロシアのマジな脅威を、西側の人々は知るはずもない。
1991年のソビエト連邦崩壊の頃から、ロシア近隣へ影響力を広げようとしていたNATO。

プーチン大統領を刺激して残虐な侵略者にしたてあげたのは、アメリカを中心とするNATO加盟国ではないだろうか。

なのでNATOは、その火を消そうとウクライナに武器を援助しているのか。
「火に油を注ぐ」結果になっているのかもしれないのに。

西方拡大を目論むロシア政府と、東方拡大を強行しようとするNATO。
トーシロの私には、どちらが卵でどちらがニワトリかわからない。
勝者が歴史を書き上げるのだから、これは後世になってもわからない。

ただ、ウクライナ国民やロシア兵士が、大きな力の衝突の犠牲になっていることは確かだ。

ウクライナの焦土のなかを、飼主に捨てられた犬たちが不安げにさまよっている姿をニュース画面の片隅で見ると、愛犬リリーのことを思い出して悲しい気分になる。

「正義」とか「平和」とかの「美辞」は、政治の道具なので、私には「使えん」言葉だ。
ウクライナに、戦争のない日常が戻ることを願うしかない。

サンシュユの黄色い蕾の顔を見て、愛犬の事を思いだし、テレビでしか見たことがないがウクライナの焦土のことを思った。

まだ雪が残っている池に、枝を差し伸ばしているサンシュユ。

固い総苞片を開いて、顔を出し始めた蕾たち。

鎧の中の柔らかい蕾。