ハトメパンチの使い方が阿呆で右肘が痛くなった
アルミ製のハトメとハトメパンチ。 |
動かさなければ痛みはないのだが、右腕を浅く曲げた状態で力を入れると肘に強い痛みが出る。
痛みは、肘の内側あたりに出ているようである。
症状は一昨日から出始めていて、痛さの程度は今日も変わらない。
昔、手首が腱鞘炎になったときと似たような痛み。
肘も腱鞘炎になるのか?
右手にしゃもじを持って、茶碗にご飯を盛るときにちょっと痛んだ。
プッシュアップバーを使って腕立て伏せをする際の、上体を上げる動作では、我慢できない痛み。
平手を床につけての腕立て伏せは問題なし。
腰痛改善のために行っているぶら下がり健康器でのぶら下がりも問題なし。
パソコンのマウスのカチカチも大丈夫。
風呂上がりにタオルを使うとき、肘を伸ばしたり鋭角に曲げたりして拭くのは大丈夫だが、120度から160度ぐらいの浅い角度での拭き拭きだと痛む。
思い当たる節は、ハトメパンチの使い過ぎだ。
ハトメパンチとは、ハトメを圧着して固定するための道具のこと。
プライヤーに似た工具である。
ハトメとは、身近なものでは、靴ヒモを通す穴を補強しているリング状の金具がそれ。
大判インクジェットプリンターでターポリン(ビニール素材の生地)に出力し、それにハトメ加工をする仕事を請けた。
60センチ四方の生地の四隅にハトメを打ったものを80枚仕上げなければならない。
ハトメパンチでハトメを打つ回数は、320回になる。
握力を鍛えてやろうとガンガンやった。
ハトメパンチは、それほど力を加えなくても、ペンチみたいにテコの働きで用を成す工具であるのに。
単調な反復作業に、のめりこむ性格である。。
それを筋トレ感覚でやったから、阿保爺はこの有り様だ。
ハトメをセットする前に、ターポリンにポンチで穴を開ける。
ひと穴開けるのに、ゴムハンマーでポンチを二度ほど叩く。
2×320で640回ぐらいゴムハンマーを振るったことになる。
この楽しい作業も、肘に堪えたのだろう。
そういえば、朝晩の洗顔を終えた後、フェイスタオルをしぼるとき、アイソメトリックスの応用とばかり、タオルがねじ切れるほど思いっきり強くしぼっている。
あれも、肘に良くないかもしれない。
そう思って、試してみたが異常なし。
胸の前で手を合わせて、両手で押しっこをするアイソメトリックスも、肘には問題ないみたいだ。
ハトメパンチ筋トレも、アイソメトリックス感覚で静かにジワジワとやっていたらどうだっただろう。
それは、ともかく。
身体の一部を使った作業を頻繁に行う場合は、ストレッチを欠かしてはいけない。
日頃そう思っているのだが、ついつい怠ってしまった。
今回は、軽症で済んだので幸いである。
これぐらいで整形外科へは行かない。
肘を伸ばすストレッチに励めばなんとかなると自己診断。
肘の周りを、馬油でマッサージするのも良いかも。
目標は一週間で完治。
一週間後に、プッシュアップバーを使った腕立て伏せが出来れば、それで良し。
などと楽観しているのだが、肘がちょっと熱っぽいような気もするぞ。