雑談散歩

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隣のヨシ原のヨシがブロック塀基礎の下から進入

ヨシのジャングル。


5~6年前から、隣の二百坪ほどの原っぱのヨシが、家の庭に忍び入っている。
地下茎が、ブロック塀の基礎の下を潜って、こちら側に勢力を広げている。

地下茎は、1メートルぐらいの深さまで延びるそうなので、浅い基礎なら容易に潜航できる。
それまでスギナとかヨモギが主だった庭の野草に、ヨシが加わったので草取りに手間がかかる様になった。

スギナやヨモギはむしり取ることが出来るが、ヨシの茎は固いし、根が深いのでむしり取れない。
のこぎりのような歯のついたカマで、茎をゴリゴリやりながら切断して、ようやく除去に至るというしまつ。

だが、隣の草原のおかげで、暑い夏でも、少し涼しい風が部屋の中に入って来る。
草原を渡る風は涼しい。
ありがたいヨシ原なのだ。

それに、草ぼうぼうは嫌いではない。
家の周囲の草むしりは、葉の裏にくっついているマダニが家の中へ入ったりすると大変なので家の壁や縁側と接している草むらだけ除去するようにしている。

ヨシは、暑い夏ほどよく成長すると言われている。
地球の温暖化とやらが進み、暑い夏が続くようになったので、隣の空き地は鬱蒼たるジャングルになった。
背の高さは2メートルちょっとはある。

子どもの頃は、背の高いヨシ原で隠れ家を作って遊んだものだが、2メートルもあれば立派な隠れ家が出来る。
ヨシで作った隠れ家は、快適だった。
ヨシの匂いが気分を落ち着かせるのか。

この草原には、春から夏にかけて、オオヨシキリが棲みつく。
目撃したことはないが、野ネズミやヘビもいるに違いない。
いろいろな昆虫も。
以前、ヨシの葉の上を這っている小さなアオガエルを見かけたことがある

隣のヨシ原は、様々な生物が棲息するビオトープとなっている。
その端っこで暮らしているブログ管理人も、ビオトープの一員であることは確かだ。

草取り終了。

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