予兆|HPラテックスプリンターが故障
| エラー表示が出ているプリンターのフロントパネル(液晶モニタ)。 |
ここ3日間、長時間連続稼働中の「HPラテックスプリンター」が故障した。
フロントパネルの表示は「スキャン軸」と出ている。
ウィンドウを開けて内部を見ると、プリントヘッドキャリッジをスムーズに移動させる役割のキャリッジベルトが擦り切れている。
ところどころ黒い糸が垂れ下がっているありさまだ。
そういえば、予兆があった。
4日ぐらい前からメディアを糊付塩ビフィルムに交換し、今回の出力を行っていたのだが、白いメディアの表面に細かな黒いカスが少しずつポツポツと落ち始めていたのだった。
何だろうと思いながらも、プリントを続けた。
今回の出力は、擦れた筆記体の黒文字のシール製作なので、白い部分の面積が多く、印字部分への黒いカスの落下が無かったため、出力品質にはさほど支障がなかった。
そうしたら、突然プリンターが停止し、フロントパネルに故障の表示。
今日は土曜日で、この先24日までは連休である。
25日にならないとメーカーと連絡がとれない。
なんともタイミングの悪い時に故障してくれたもんだ。
もし予兆を察知していれば、平日にメーカーと連絡がとれて、早めの対応が望めたことだろう。
はたして、25日にメーカーと連絡がついても、すぐに対応してくれるかどうかは不明である。
かつては迅速だったメーカーの対応も、この頃では、あまり期待できない。
私が20数年前に初めて購入した大判プリンターは「HP DesignJet 2000CP」だった。
この機械は2回ぐらい故障したが、10年間働いてくれた。
その次は「HP Designjet Z6100」。
最大紙幅1,524mmをセットできた。
プリント幅が広いので重宝したが、7年目に稼働しなくなった。
HP製の大判プリンターは今回の機種で3機目である。
この秋でちょうど7年目にあたる。
意外とエラーも故障もない機種だったので安心していたのだが、経年劣化は避けられないようだ。
それでも部品を交換すれば、まだ動くはずであると希望的観測をしている。
メーカーの対応が徐々に緩慢になり出したのは、ラテックスプリンターを購入した後からである。
保守契約に年1回の無料点検がついているのだが、催促しないとエンジニアが来てくれない。
5年間の保守契約期間のうち、メーカー側から連絡があったのは最後の1回だけだった。
そうではあったが、訪問点検でのチェックは丁寧だったようだ。
故障がなかったのは、そのおかげと思っている。
5年間の契約が満了した後は、更新せず保守契約を解除した。
年間30万円の保守契約は、小規模事業者には高額過ぎる。
故障したらしたで現金で払えば良いと思っていた。
それが、今日、突然訪れたのだ。
予兆を察知していれば、突然でもなかったのだが。
噂では、メーカーの修理は保守契約事業所が優先であるとか。
以前は、保守契約が切れていても迅速に対応してくれた記憶がある。
25日まで待つしかない。
製造メーカー以外でもHPプリンターの修理を専門にしている会社の情報は得ているが、まずはメーカーに相談してみよう。
さて、どうなることやら。
この記事の続きは、25日以降だ。
| キャリッジベルトが擦り切れている。 |