雑談散歩

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大人の夏風邪

お粥
風邪にお粥。
夏風邪
夏風邪と言えば、「プール熱」とか「手足口病」とか、子どもが罹ることが多い病気というイメージが濃い。
でも、大人の夏風邪も多い。
一ヶ月前に私が罹り、まだ咳が時々出る。
この間、東京に住む姉に電話したら、ガラガラ声だった。
姉も夏風邪で、職場を2日ほど休んだらしい。
もちろん「夏風邪」という病名は無い。
冬場の一般的な風邪(風邪症候群)の症状と似た症状が出るので、慣習的に「夏風邪」と言われているだけ。
そういえば私が一ヶ月前に医院に行ったとき、医者は、「夏風邪ですね。」とは言わなかった。

夏風邪の原因
「今年の夏風邪は喉が痛い」と前に書いたが、のどや鼻の粘膜がエアコンや扇風機で乾燥してしまうと、のどや鼻の粘膜の免疫低下が起こり、「風邪」のウィルスの侵入を防げなくなる。
のどや鼻が真っ先に炎症を起こし、激しい喉の痛みや鼻水が止まらないという症状が続くらしい。
私ののどの痛みは、2日ぐらいで治まったが、3日も4日も痛みが続いたという話も聞いた。

他にも、夏場には夏特有の、「夏風邪」を誘発する原因があるらしい。
それは、冷房の効いた室内から暑い屋外へ出ることで生じる。
身体が、急激な温度変化の影響を受けて自律神経のバランスを崩し、免疫力を低下させてしまうのだ。
また、夏の暑さによる寝不足、食欲不振も「夏風邪」を招く原因。
日焼けによる身体の疲労も、免疫力の低下につながるとか。

免疫力低下のサイン
こうなると、元気な子どもよりも、体力の低下が生じ始める大人の方が「夏風邪」に罹りやすいように思えてくる。
そして、地域的には、東北地方よりも、夏場の蒸し暑さが著しい東京や名古屋、大阪の方が「夏風邪」患者が増大するような気がするが、それは定かでは無い。
だが、「夏風邪」による体調不良も、熱中症の大きな原因となることは想像できる。

大人の夏風邪を防ぐには、体力の増強と、睡眠と栄養の確保がいちばん。
この方法は、どんな病気にも、その予防対策として上げられているものだ。
大人の夏風邪は、自身の免疫力の低下を訴えるサインなのだろう。
夏の生活を「夏風邪」無く快適に過ごす方法として、体力の増強に取り組まなくてはいけない。
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